『マルケス:マシン2台に問題4つ発生…話題豊富な1日だった』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われている。
★マルク・マルケス(ドゥカティプラマック、昨年はホンダファクトリー)が、初日テスト(6日)で9位だった。
★1回目出走の4周後に技術トラブルが発生し、ピットボックスで1時間待機した(シャッターが閉められた)。なお、マシンは2台ともトラブっていた。
★マルケス選手が初日テスト終了後、次のように話した。
【今日は問題が発生していたようで…】
「大変な1日で…マシン2台とも問題が出てしまったんです。でも、チームがきちんと対応してくれました。
リズムを掴んで走ることはできず、一番良かったのは午後ですかね…普通に走れてたんで。このマシンのことが良く理解できたし、特にフロントについてね。ホンダ機との一番の違いはフロントなんで。
僕らの方は作業が山積みなんですよ。」
【問題発生時のチーム対応を確認できたのは良かった?】
「そうですね…このマシンは問題が出たら、あちこち調べなければならないんで。今回、(チームは)速攻で問題点を見つけ、解決してくれました。
チームの対応が素晴らしいんですよね…大切なことですよ。おかげで安心できるから。」
【初日は全体的にどうだった?】
「4回コースオーバーしてしまいました(笑)。通常、そう言うことってないんですけどね。
あと、僕が第15コーナーで転倒したって言われてたけど、実際は転んでないですよ…その時も技術トラブルが起きてたんです。
とにかく、話題に事欠かない1日だったけど、チームの対応が良かったって言うのが重要ですね。」
【マシン2台ともトラブった…】
「そうなんですよ。」
【予定が狂ってしまった?】
「もっと走り込むんでタイヤを使い、色々と試すはずだったんですが…ただ、メインはシートポジションやエルゴノミクス、ペダル、ハンドル、ブレーキ等のテストだったし、それは完了できたんで。
と言うわけで、明日はセッティング作業だってことは確実ですね。」
【技術トラブルは2台とも同じだったの?】
「違います。全部で4つ問題が出て、全部別々です。」
【今回のトラックでのマシンの挙動については?】
「ヴァレンシアとは違うし、色々と問題が出てたのでリズムを検証することはできないでしょ…走り込めなかったんだから。
でも、最終的なタイムアタックは、けっこう良かったですよ。ユーズドタイヤも試してみたし。
明日以降、どの辺の順位になるか楽しみですね…まぁ、ヴァレンシアテストの時みたいに上位は無理だろうけど。」
【問題が発生した際、ドゥカティからのサポートはあった?】
「ありました。けっこう目を配ってもらってたし、電制システムはドゥカティ製だから、問題が出た時はドゥカティのエンジニア陣が速攻で動いてくれてました。」
【最初にピットボックスに戻った際、ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティのゼネラルディレクター)も駆けつけていたようで…】
「そうです。ドゥカティは全選手に目を配っているんで。
何が起きても不思議はないはずなんだけど、アレックス(弟、チームメイト)の方は大丈夫だったんですよねぇ。
まぁ、今のうちに起きてくれた方が良いから。」
【ドゥカティ機について、何か学習できた?】
「なんと言えばいいのか…手応えがイマイチだったんで。とにかく、走り込んでリズムを上げていくことができなかったんで。
セパンは僕の得意トラックではないんですよね。もっと深掘りしていかなければ…特にフロントについてですね。」
【他の選手について、何か気づいた?】
「あまり見てなかったんで…皆、速攻で速い走りができていたようですけどね。
ドゥカティ機は、なにかしら秘訣みたいなものがあるようで…学習していかなければね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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