MotoGP

2024カタールGP:深掘りトピックス

『2024カタールGP:深掘りトピックス』

★3月10日、モトGPのカタールGP決勝が行われ、イタリアのジョヴァンニ・ザマーニ記者(SKYピットレポーター)が以下の情報を発信した。

★カタールGP決勝、レースの流れを決めた鍵

・バニャイアのスタートと第1ラップ
グリッド5位から速攻で首位に立つべく、がむしゃらダッシュをしていた。

・マルティンのスタート
極端なタイヤ消耗を恐れるあまり、序盤で慎重すぎた(※自己ベストラップはラストから2周目に記録)。

・エスパルガロのリアタイヤ
ゴール後すぐ、メカニック陣にリアタイヤを指し示し、「スタート時から問題があった」と話していた。

・ビンダーvsマルティン対決
両選手が何度かオーバーテイク合戦を繰り広げていた隙に、首位のバニャイアは引き離しに成功した。

・マルク・マルケスがドゥカティ機にまだ不慣れ
マルケスはそれほど無理をしていなかった。まだドゥカティ2023年版を完全に乗りこなしていないからだ。

・チャタリング
上手くコントロールする必要があった。

★なぜルーカ・マリーニは、あんなに遅かったのか?
本人によれば、技術トラブルが発生していたから。なお、具体的な説明はなかった。

★なぜ決勝戦は1周短縮されたのか?
ウォーミングアップラップの後、ラウル・フェルナンデスのマシンに問題が発生した。
本来ならば、すぐにグリッドから退出してピットレーンスタートをしなければならなかったのに、フェルナンデスがグリッドから動こうとしなかったため、スタートが遅延し、1周短縮となった。
フェルナンデスはピットボックスに戻り、セカンドマシンに乗り換え、グリッド最後尾からスタートした。
(これは規則に則った正しい手順ではない。)

★なぜ昨年のカタール決勝戦よりタイムが上がったのか?
昨年11月に再舗装されたトラックのアスファルトが馴染んできたうえ、ミシュランもコンパウンドを進化させたので、科学的に改善されたわけである。
その証拠に、2023年版マシンが去年よりも速くなっていた。

★今回の名コメント

・バニャイア
「勝つためには、序盤でリスクを負うべき時もある。」

・エスパルガロ
「勝てると思ってたのに…悪夢のようだった。」

・マルク・マルケス
「バニャイアとマルティンが僕より速かったが…あくまでも2人の実力であり、マシンの違いだけが理由ではない。」

★観客動員数

金曜日:10,700名
土曜日:14,478名
日曜日:15,165名

合計:40,343名

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    観客動員数3日間合計:40,343名

    これが1番の驚き(笑)
    入場料いくらなんだろ?
    これで成立するのだからセレブの国のセレブなイベントやねぇ
    でも、欧州とは違う独特な雰囲気もあり名物コースになってきました
    今年はコースに砂が舞うこともなかったみたいで(雨のおかげ?)ライン外してバトルできてたね
    なので転倒も少なかった

  2. 1日1万人 より:

    わしも思わず声出して「少な!」言うたわ

  3. ROY より:

    深堀りトピックス面白い!

  4. CB1100RD00 より:

    ほんと某旅行会社から、カタールだとめちゃくちゃ近いからねーと言われましたが毎年この時期は年度末だしね、中々行けないよねーw

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