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マルク・マルケス:2026年シーズン、今後の得意・苦手サーキット解説 

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『マルク・マルケス:2026年シーズン、今後の得意・苦手サーキット解説 』

★8月28〜30日、アラゴンGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選2位、スプリント首位、決勝首位だった。総合2位(−19ポイント)。

★今シーズンここまでの13GPで表彰台を11回獲得し(決勝4回、スプリント7回)、そのうち決勝優勝は4回、土日ダブル優勝は3回である。

★英国のマット・オクスリー記者によれば、今年の全22GPのうち『反時計回りで、マルク選手が得意な左折コーナーが多いコース』は6GPであり、以下のような結果だった。

アメリカズGP[優勝ベッツェッキ、5位マルケス]
ハンガリーGP[優勝マルケス(土日ダブル)]
ドイツGP[優勝マルケス(土日ダブル)]
アラゴンGP[優勝マルケス(土日ダブル)]
オーストラリア[10月末に開催]
ヴァレンシアGP[11月末に開催]

※アメリカズGPでのマルク選手は神経の問題を抱え、右腕をコントロールできなかった。

★オクスリー記者が残り8GPのサーキットで、マルク選手が守りに入るか攻めに出るかを次のように予想した。
(なお、11月初めのカタールGPは中止の可能性が高いため、8GPとしている。)

サンマリノGP(9月11〜13日、守りの走り)
昨シーズン決勝は優勝しているものの、ベッツェッキと僅か0.5秒差だった。
同コースはVR46アカデミーが定期的にトレーニングに使用するため、ベッツェッキは細かい所まで熟知している。
また、重要コーナーである『Curvone』はアプリリア機が有利である。バックストレート終盤にある時速240kmで走行する右折コーナーで、選手らはここでタイムを稼ぎ、なおかつ第14コーナーのでオーバーテイク準備をするのだ。

オーストリアGP(9月18〜20日、攻めの走り)
昨シーズンも土日ダブル優勝しており、マルクにとって特に問題ないだろう。ストップ&ゴータイプなので、ドゥカティ機も上手く機能するはずだ。
ただし、去年のベッツェッキはマルクと3.4秒差の3位で、今年のアプリリア機はさらに速くなっている。

日本GP(10月2〜4日、攻めの走り)
ストップ&ゴータイプなので、ドゥカティ機は得意コースである。
昨年のアプリリア勢トップはベッツェッキで、首位バニャイアと約10秒差で4位だったが、低速コーナーでのブレーキングに問題があったからだ。
今年のアプリリア機は同問題が完全に解決されていないため、どうなるか…。

インドネシアGP(10月9〜11日、守りの走り)
マルクにとって最も心配なコースであり、実際、表彰台に一度も上がったことがない。同コースではコーナリングスピードが重要だが、マルクは得意ではないのだ。
最近、本人も「悪い思い出があるだけじゃなく、一番最悪なコースなんだ」と言っていた。
2022年はハイサイド転倒を起こして決勝を棄権し、2025年は決勝の第1ラップでベッツェッキに接触されて転倒リタイアとなっている。

オーストラリアGP(10月23〜25日、攻めの走り)
左折コーナーが多く、土日ダブル優勝が期待できるコース。
ただし、最近はアプリリア機も好調で、昨年はフェルナンデスが優勝しているので(※マルクはケガで欠場)、以前のように楽勝は無理かもしれない。

マレーシアGP(10月30〜11月1日、守りの走り)
2013年にモトGP昇格して以来、マルクがセパンで優勝したのは2回だけで…つまり、得意コースとは言えない。絶好調だった2019年さえ、2位で終わっている(優勝ヴィニャーレスと3秒差)。
一方、アプリリア機にとっても苦手コースで、好調だった2025年シーズン後半の同GPでさえ、アプリリア勢トップは10位のオグラだった。

カタールGP(11月6〜8日、守りの走りだが、おそらく開催中止)
昨シーズンは土日ダブル優勝だったが、(今年、開催された場合)アプリリア機が脅威となるだろう。
中・高速コーナーが多いため、アプリリア機のエアロダイナミクスが効果的なダウンフォースを生み出すのだ。

ポルトガルGP(11月20〜22日、守りの走り)
2024年にバニャイアと接触事故を起こして以来、マルクは同コースを走っておらず、また、ここの決勝で表彰台に上がったことがない。
一方、アプリリア機はフレームやエアロダイナミクスのおかげで、ここではベストマシンとなるだろう。

ヴァレンシアGP(11月27〜29日、攻めの走り)
ここ最近の同GPでの成績は芳しくなく、最後に表彰台に上がったのは2023年のスプリントで、決勝だと2019年になる。
ただ、コースを熟知しているうえに左折コーナーも多いので、タイトル争いがここまでもつれ込んだら、あらゆるリスクを負って走るだろう。

★残り8GP中、マルク選手が攻めに出られるのは4ヶ所、守りにはいるのも4ヶ所となる(カタールが開催された場合は5ヶ所)。
また、オランダ&ブリティッシュGPのように高速での方向転換が多く、サバイバル戦をするしかないようなサーキットはもうない。

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

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