あのパリス・ヒルトンがオートバイレース業界に進出してきたニュースは日本でも報道されているようですが…。
実は、イタリア・スペインではニュース自体は出てるのですが、それほど真剣に取扱っている風もなく、スペインの大手スポーツ紙『Marca』などは、ほとんど写真のみでした。
これで優勝しちゃったらショックだったりするのかなぁ〜。
モトGP 『パリス・ヒルトン、優勝したら、パーティーは盛大にやるわよ』
まずは、パリス・ヒルトンが125ccクラスで優勝することである。
あの話題のセレブと125ccの組合せが、我々に何を、どんな風にもたらしてくるのか…分かるでしょうかね。
本当の話なんでしょうかね？
しかもマスコミに発表する際に、パリス・ヒルトン自身がセクシーなイメージを盛り込む役柄を買って出ているのだ。
昨日の S u p e r M a r t X 発表会見の際に、この目で見たのだから間違いない。
ちなみに、同チームのライダーとして世界選手権で走るのは、セルヒオ・ガデア、マーヴェリック・ヴィニャーレスの両選手。
記者団から「どちら行かれるにもゆっくりなタイプだから、バイクに興味をもたれたのですか？」との質問が出ると、ヒルトン嬢はニヤリとしながら次のように答えた。
「面白い見方ですね。私はバイクが好きだし、オートバイレースってセクシーなスポーツだって思えるからです。今回のプロジェクトにはとても興奮してるんです。それにスペインに来るのも好きだし、国も、食べ物も、人も、お祭りも好きなので。きれいな町がたくさんありますよね。」
ヒルトン嬢はセルヒオ・ガデア選手の新たなボスとなるわけだが、ガデア選手と言えば今季、モト2クラスに参加したものの成績に波のある1年となり、2011年には125ccクラスに復帰しチャンピオンを目指すこととなる。一方、マーヴェリック・ヴィニャーレス選手の方は、今回が世界選手権デビューとなる。同選手はスペインおよび欧州大会125ccクラスで総合優勝を果たした折り紙付きだ。
両選手とも『ボスのお遊び』について杞憂する必要のないことは承知しており、なぜならば、ヒルトン嬢が彼らの仕事ぶりに口出ししてくることはないのだから。
「今回のプロジェクトに全面的に支援するし、私の名前も使ってゆきます。できる限りのお手伝いはしますが、選手達をトレーニングし、指揮を取るのは私じゃありませんから。」
純粋にマーケティングのみと言うわけである。
パリス・ヒルトンが看板キャラクターとなるSuperMartXéは、ヴィジュアル面（超大規模なパーティー等）でのプロモーターグループであり、世界選手権への3年間参戦を企画している。
ヒルトン嬢の存在はチームに多くのスポンサーをもたらしてくれることが主な目的であり、ヒルトン嬢が大好きだと言うピンクでカラーリングされたマシン車体にはその名前が入れられている。
「ピンクは私の色なの。ピンクが大好き。」と言いつつ、Aprilia RSA機がピンク色になってしまったのは自分のせいだと認めた。セルヒオ、マーヴェリック両選手が着るライダースーツにも同色は取入られ、ぜひチャンピオンになって欲しいと言うヒルトン嬢の夢を叶えるために走ることとなる。
「総合優勝したら、すごいサプライズを用意する予定です。素敵なプレゼントと、もちろんパーティーをやって盛大な夜を過ごすことになるわ。」
これが最高のモチベーションにならないとは言えないだろうし、特に、こんなカラフルで胸の谷間もセクシーな特製ツナギをみずから身につけられた日には、両選手への熱烈な応援メッセージとなったことは確かだろう。
「このプロジェクトには本当にワクワクしてるし、自分の宣伝になるからやってるんじゃないんですよ。大好きなことだし、信じてるからやってるんです。」と、本人は言う。
パリス・ヒルトンとスポーツと言えば、ここ最近で思い出すのは去年の夏のクリスティアーノ・ロナルド選手とのツーショット写真か。まぁ、スポーツと言うのは常にヒルトン嬢の人生の一部であったわけだが。
「子供の時から、スポーツをするのが好きなんです。バスケットボールに野球、バレーボールにやったし、アイスホッケーのチームには2年間所属してたんですよ。F1やオートバイも大好き。お気に入りの選手は私のチームのライダー達です。できるだけ多くのレースを観戦しに行くつもりです。」
そりゃあ、大歓迎である。
（日本語翻訳：La Chirico / 西語記事：Diario AS 2010年12月19日 写真）
なんか、
リカちゃん人形のバイクみたいですね…
おそらく走れるんならどうでも良い
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