『ロッシ：ル・マンはヤマハ機を気に入ってるようだ』
★ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）が5月18日（金）、ル・マン戦FP2で3位だった。なお、チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスも4位である。
★ロッシ選手のコメント。
【とにかく、金曜FPに関してはポジティブだった？】
「そうですね、予想より上手く行ってくれました。ヘレスでは苦戦することは最初から分かってたんですが、先日、ムジェッロでテストした時、通常は得意トラックなのに苦戦してしまったものだから、今回も心配してたんですよ。
ところが、ル・マンは僕らのマシンを気に入ってくれたようでねぇ。ここのアスファルトにも、トラックのコンフィグレーションにも良く合いますね。全体的にポジティブな1日でした。
確かにまだ金曜だけど、でも、上位にいるってことは重要だから。FP1もFP2も、けっこう速かったでしょ。マシンがここのアスファルトだと良い動きをしてくれるんで、ユーズドタイヤでも良いペースが出せるんです。しかも1周タイムも良かったしね。トップ3入りはいつだって良いもんですよ。まぁ、金曜日ってのは、一番重要じゃない日ではあるんですけどね。」
【一番肝心なところは、もう決めた？】
「まだです。タイヤはねぇ、これから決めないと。ハードを試してみたけど、うちには固すぎるかなぁ。でも、ソフトで完走できるとは思えないし。明日、ミディアムをがっちり試してみますよ。」
【いつも気温変化に弱いようだが…今回は大丈夫？】
「ル・マンの良い所は…少なくともヤマハ機にとって良い所は、天気が良くても気温が低いってとこなんです。今日なんか、絶好のオートバイ日和でしたよ。」
【もしかしてフレームが変わった？】
「いいえ。マシンは完全に以前のままです。気温やアスファルト、トラックの種類によって変わるんですよね。」
【ヤマハがプライベートチームを持たない可能性もありそう？】
「ちょうど今朝、日本のエンジニア陣とその話をしてたんですが、彼らとしては4台参戦できた方が都合が良いってはっきり言ってました。
僕としても、もう1つチームがあってくれた方が良いですね。開発のことを考えると、その方がかなり良いんで。」
（2018年05月18日『Moto.it』記事参照）
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