
『ペルナット:バスティアニーニは天賦の才、マリーニは努力型』
★1月29日(金)、伊モトGP業界のご意見番カルロ・ペルナット氏(個人マネージャーとしてカピロッシ、シモンチェッリ、イアンノーネ選手らを担当してきた)が、伊サイトインタビューで次のように話した。
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【マリーニ&バスティアニーニ選手のモトGP昇格は妥当?それとも、もう1年待つべきだった?】
「2人とも妥当ですよ。エネア(バスティアニーニ)は、モト2クラス2年目にしてタイトルを取ったんだし。
エネアの方が天賦の才があるでしょうね。マリーニの方が努力型でしょう。モトGP昇格のタイミングで言えば、エネアはまさに今だ!って感じだし、マリーニも妥当ですよ。まぁ、タイトルを取っての昇格の方が話は簡単ですけどね。
エンジン等、マシン開発が凍結されるのは、2人にとって多少有利でしょう。そして、カタールでテストをやって、その後、そこで2連戦があるわけでしょ。それもまたポジティブな状況だろうし。
才能があるなら1年目から好結果を出していけるだろうし…もしかしたら総合10位以内に入るとかねぇ。」
【イタリアの若手ライダー育成も、なかなか順調に進んでいる?】
「モト2選手の世代は、なかなか良さそうでしょ。好リザルトを出していけるんじゃないんですか。今年もベッツェッキからディ・ジャンナントニオまで、なかなか悪くない顔ぶれだし。良い感じでしょ。あと、アルボリーノやヴィエッティもいますしね。(イタリア勢は)前の方に出ていけるでしょ。」
【2021年のモトGPタイトルは誰が取りそう?】
「(笑)それは難しいねぇ…。強いマルク・マルケス不在のシーズンであり、レベルは高いわけでしょ。去年は優勝選手が10名出たわけだし。
私はねぇ、モルビデッリに弱いんですよ。一番バランスが取れてるライダーと言えば、彼なんじゃないんですか。あざとさもあり、良い操縦をしているし、逃げ切り独走が得意で、迷いがないときてる。
一昔前のビアッジやロレンソを見ているようでねぇ…ロケットスタートですっ飛んで行ってしまうようなところがね。モルビデッリもそうでしょ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Automotori』)
(Photo:Instagram)
モトGP業界でダッリーニャ氏はけっこう権力があるって話は、note『モトGP:権力&資金力ランキング他』でどうぞ!
相変わらず言いたい放題だな~
オッサン!今期のチャンピオン候補にスズキの2人が抜けてるぞ!