MotoGP

ルーカ・マリーニ『ちょうど良いタイミングでモトGP昇格できた』

『マリーニ:ちょうど良いタイミングでモトGP昇格できた』

★2月15日、Sky-VR46チームが2021年のチームプレゼンテーションを行った。

★同チームは2021年、モトGPクラスにルーカ・マリーニ(ロッシ異父弟)を、そして、モト2クラスにマルコ・ベッツェッキとチェレスティーノ・ヴィエッティを参戦させる。

★今年、エスポンソラマ・アヴィンティアチームより、Sky-VR46のカラーリングでモトGPデビューするマリーニ選手が次のように話した。

【16日は兄ロッシ選手の誕生日だが…】
「皆で一緒にちょっと考えてることがあるんですが、詳しい話は控えます。もし兄がこの会見を見ていたら、サプライズにならないし。とにかく、ハッピーな気分でいてくれたら良いですね。人生、それが一番大切だから。好きなことをやっていてもらいたいと思ってます。
兄との思い出はたくさんありますよ。レースのことや、パドックでのこととか。昔、一度、プレステで遊んでもらったことがあるんですよ。僕がまだ小さな時なんですが、よく覚えています。」

【先日、ヘレスサーキットでドゥカティ市販機『Panigale V4S』の初乗りをしていたが…】
「2日目の午後にしか乗れなかったんですが、あのマシンのことが良く分かりました…馬力が凄まじくって、びりびり伝わってきましたよ。電制システムは高度に開発されてますね。すっかり気に入ってしまって。僕らのために、ああ言う1日を設けてもらったわけだし。
ドゥカティが『さあ、競争だよ』と言うような空気を醸し出してたんで、僕らも速攻でプッシュしました。本当に面白かったですよ。」

【マリーニ選手は上背がかなりあるが、モトGP機のライディングポジションは上手いこと見つかった?】
「はい、ドゥカティに行って、デスモセディチ機にまたがってみました。マシンは停止した状態だったけど、きちんとライダースーツやヘルメット、グローブ、ブーツを身に着けて試しました。
ボルゴ・パニガーレの本社で、乗り心地の良いライディングポジションになるよう手を入れてくれていて…ドゥカティは背の高いライダーについて、既に経験がありますからね。
ペトルッチとドヴィツィオーゾは体格が全然違っていたし、実際、マシン自体もサイズが違っていたし。自分用に上手くカスタマイズしてもらえるんですよ。
エルゴノミクスは重要ですよ。けっこう力の要る、大変なマシンだから。とにかく、快適に乗れないと…快適なら、操縦のあらゆる段階で有効ですからね。」

【バニャイア選手が『テストではタイムは考えず、走り込むように』とアドバイスしていたそうだが…】
「アドバイスはなんでも貴重ですよ。モトGPで経験を重ねた人の話は、なんでも聞くようにしています。あと、カタールテストに向けて、うちの技術スタッフとも話しておきました。
テストで好結果を出しても、あまり意味がないって言うケースが多いじゃないですか。シーズン本番で出来るだけポイントを稼いだ方が良いわけだから。」

【将来はどうなって行きそう?若手ライダーを探しているチームが多いが…】
「正直なところ、僕の力だけではどうにもならないことが本当に多いですから。僕に出来ることは、今シーズン、ライディングに集中して上手く作業していくことだけです。
(モト2と比べ)変わる事柄が多いから。だから、数年後の将来について考えてる暇はありません。今シーズンに集中していきます。目標は好リザルトを出すことですから。
まぁ、シーズン末になったら、先のことを考えてみますよ。エネルギーは無駄にしたくないんで。何を決めるにしても、きちんとアドバイスしてくれる人達が揃ってますから。」

【どの辺が伸びてきたと思う?】
「僕はモト2クラスで適切な年数を過ごし、ちょうど良いタイミングでモトGP昇格できました。技術的にも、人としても、あらゆる面において成長できたと思ってます。
まだまだ伸びていけると思っているし、速攻でそうなるよう頑張っています。まだ実力の全てを発揮していないことは、自分で分かっていますから。」


(参照サイト:『Motosprint』)

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