モトGP『ロッシ&ドゥカティ我を通す』
船頭がいれば水夫が口を出す必要はないわけで…ヴァレンティーノ・ロッシとドゥカティがモトGP機の最低重量を上げるよう求めていたのが、今週水曜日に開かれたGPコミッションにて承認され、本日、発表となった。
その他の採決と共に、この度、コミッションではモトGPクラスの最低重量に関し、現在は153kgであるところを弱冠増量させ、2012年には157kgに、また、2013年までには160kgまで上げることを承認した。
今回の重量変更はロッシ選手の希望を取り入れたものであり、かねてより軽量級の選手の方が有利であると訴えていたのだ。ただ、当初は単なる要望として挙げられていたのだが、現在、ドゥカティにとっては技術面での不可欠な要素となっており、新GP12機(1000cc)の素材および外観を変えるにあたりやや重量が増えてしまったのである。
同件は急遽持ち上がった問題と言うわけではなく、11月22日に当サイト記事『ドゥカティは1000cc機の最低重量制限を上げたい』でドゥカティからの《勧告》について詳しく説明している。その際、当サイトとしてはGPコミッションがドゥカティからの希望を受け入れるのは難しいであろうし、また、ホンダやヤマハが断固反対するものと見ていたのだが、結局のところ、『この手の取引き』においては何でも有りと言う現実が示されたわけである。
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro 2011年12月16日)
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ふむ、明日以降、イタリアサイトの方がどう取扱うのか…楽しみですな。
でも、やっぱり…ドゥカティ頑張れ!ロッシ頑張れ!!クリックPrego