MotoGP

2015ヘレステスト【モトGP&SBK:最終日リザルト&トピックス】

『ヘレステスト最終日:レディングがマルケスを凌ぐ』

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★11月25〜27日までヘレス・サーキットでモトGPおよびSBKテストが行われた。なお、モトGPのヤマハチームは参加していない。

★テスト最終日である27日は快晴ながら、気温は初日/2日目より低い。全体的にタイムは上がりだしていた。

★ドゥカティのファクトリー両選手は本日のみ参加。

★モトGPとSBKのタイムを比較すると、モトGP選手らがミシュランタイヤおよび新電制システムに苦戦していることが伺える。なお、SBKのトム・サイクスおよびジョナサン・レイはピレッリの予選用スーパーソフトタイヤを使用していたため、比較対象とならない。

★なお、ヘレス・サーキットは冬場は夏よりも高速コースとなるため、今季のヘレスGPにおけるタイムとも比較できない。夏場、気温が上昇するとコーナーでタイヤが滑りやすくなり、極端にグリップが落ちるのだ。

★また、SBK選手らは既に熟知しているセッティングを高めていけばいいが、モトGP選手らは今のところ五里霧中の状態にいる。

★モトGP首位タイムはスコット・レディング(ドゥカティ・プラマック)の1分38秒98。GP15機を使用。同タイムは午前中に新タイヤで記録し、その後も類似タイムは出していたが、それほど安定はしていなかった。

★2位はマルク・マルケス(ホンダファクトリー)の1分39秒1。ペースは安定していた。2回転倒。
マルケス選手のコメント。
「1回目は第3コーナーで、本当に変な転倒でした。アクセルオンにしてたら、急にエンジンがもの凄くアグレッシブになって、リアのグリップが落ちてしまったんです。激しいハイサイドだったんですが…モトGP機では珍しいほどで…おそらく、新電制システムによるものなんでしょう。
2回目の方は僕のミスです。2つのエンジンの比較をしていた時で、ブレーキングがアグレッシブすぎたんですよ…ミシュランタイヤの信頼性が低いもんだから、フロントが流れてしまって。」

【ホンダではまだまだ作業が山積み?】
「そうですね。どのエンジンにするかを決めないと…今年のようなミスを繰り返すわけにはいかないんで。でも、新電制システムを使っての比較は本当に難しくって。ドゥカティはこの問題ではあまり苦戦してなさそうですよね…多分、もうマレッリ製の電制を使ってたせいだからなのか。うちはすべてが新しいから。」

★3位はダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック)の1分39秒3。GP15機を使用。ペースは安定していた。

★4位のアンドレア・イアンノーネはタイヤ1セットしか使わなかった。

★ユージン・ラヴァティは昨日の転倒により左腕の橈骨(とうこつ)骨折および肩の脱臼、脳震盪を負った。今日はバルセロナで手術を受けている。

★アルヴァロ・バウティスタ(アプリリア)がフロントが流れ、転倒。

★モトGPヘレステスト最終日 非公式タイム

1. Redding (Ducati) 1.38.9 (新タイヤ)
2. Marquez (Honda) 1.39.1 (1’39″3〜4ペース)
3. Petrucci (Ducati) 1.39.3
4. Iannone (Ducati) 1’39″6 (ユーズドタイヤ)
5. Dovizioso (Ducati) 1.39.7
6. Pedrosa (Honda) 1.39.9
7. Barbera (Ducati) 1.39.9
8. Baz (Honda) 1.40.2
9. Hernandez (Honda) 1’40.4

★SBK首位タイムはトム・サイクスの1分39秒313。
2位はチームメイトのジョナサン・レイ(+0.211)。
3位ハヴィ・フォーレス(+0.835)。

★SBKヘレステスト最終日 タイム表
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(2015年11月27日『Gpone』記事参照)
(2015年11月27日『Gpone』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. V Twin Rider より:

    MotoGP組が苦戦してるとはいえSBKマシンて結構速いんですねぇ

    あとDUCAT組が好調…
    来年DUCATIワークスだけでなくサテライトチームも上位に上がってきそうですね

    レディングは来シーズンダークホースとなりそうです!!

  2. ミン より:

    HONDAは来季さらに苦労しそうですね…今年のハイエンドなソフトでもエンジンが凄まじ過ぎてホイールスピンしまくっていたわけですから…これでさらにソフトのグレードが下がるとなると不安しか無いですね。次のマレーシアで開幕のソフトがほぼ決まるらしいですからエンジンの選定はキチンとして欲しいですね。
    それにしてもタイヤが違うとは言え、ロレンソのレコードの二秒落ちは、ほぼ市販車のWSBK機なのに凄いですね。ヘイデンが絶好調なのも見ると重さを使ってコーナリングを稼ぐ感じなんでしょうか?
    アプリリアも先延ばし見えないMotoGPを継続しつつワークスをWSBKに戻すかもしれないと言う話ありますし、盛り上がりはまだまだ増しそうですね。
    WSSには大久保光選手がフル参戦しますし、これからは日本での世界選手権のステップアップ先はスーパーバイクシリーズになりそうですね。日本でも開催してくれないかなぁ。

  3. abc より:

    マレッリ製の電制は共同開発だったけど、結局はドカ有利になってしまったのか・・・なんでや・・・

    • ミン より:

      6~7割をドカ担当で残りをヤマハ、ホンダが担当といったかたちらしいですから、しょうがないのでは?

  4. Tak より:

    これもある意味ドゥカティに対する優遇措置みたいなものですかな?

  5. ミン より:

    まあヤマハがテストしてないんで言えるだけですね…ロッシはミシュラン経験者ですが、電制に苦労しそうですね。
    レディングは良い時期にでれたのでしょうか?差がなくなって、大外刈りするライディングスタイル的にドカティ合ってそうですし。何はともあれ新しい電制は良かったのではと思いたいですね。トップにいけなかったチームが浮上するきっかけには持って来いな感じですし(まあドカティ系チームだけかもねとも思いますが

  6. V Twin Rider より:

    コーナー脱出速度でヤマハやドゥカティに劣るホンダは強力なブレーキングでそれを補ってたわけですが今年はミシュランのフロントタイヤの限界点が見つけにくい特性によりそれも難しいでしょうね…
    さらに新しいECUにホンダの超攻撃的なエンジンとのミスマッチが開発をさらに難しくしてる要因かもしれませんね…

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