『2018 ブルノ モト3 決勝トピックス』
★8月5日（日）、ブルノ戦（今季10戦目） モト3クラスの決勝が行われた。
★低速レースとなった。
★KTMは新フレームを導入。同フレームが2019年版となる可能性もあり。
★首位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ホンダ、グレジーニ、通称ディッジャ）。世界選手権47参戦で初優勝（※今年ル・マン戦では1位でゴールしたが、ペナルティにより降格となった）。
ディ・ジャンナントニオ選手のコメント。
「凄いです。本当に、もう、信じられないような手応えです。今週末はずっとプッシュし続けて…良い仕事ができるって分かってたから。
レースでは限界以上にプッシュしました。とにかく、KTM勢が超速なんですよ。なんとか持ち堪えようと、できることは全てやりました。最後は、『今回は優勝か転倒リタイヤかのどちらかだなぁ』なんて思って。
あと9戦、まだまだベストリザルトが出てくるでしょう。」
チームメイトのホルヘ・マルティン（総合首位）はFP1でのハイサイド転倒により左橈骨骨折、緊急手術、今回は棄権。
★2位アロン・カネ（ホンダ、エストレージャガリシア）。
カネ選手のコメント。
「KTM勢を抑えようと頑張ったけど、とにかく、本当に速いんですよ。レースの間、ずっと首位を維持しようと頑張りました。その方がKTM機を抜くよりは楽だろうと思って。
タイトル争いを思えば、2位は良い順位ですよ。ポジティブなリザルトですね。でも、満足はしてません。最終コーナーでディ・ジャンナントニオを抜けると思ったんですけどねぇ。
でも、彼は本当に凄かった。直線では抜けそうなスペースなんてなかったから。」
チームメイトのアロンソ・ロペスは18位（ルーキー）。
★3位ヤコブ・コンフェイル（KTM、Redox PruestelGP）。ホームレース。初PPスタート。
コンフェイル選手のコメント。
「ホームの観客の前で3位だなんて超嬉しいですよ。でも、もちろん、本当は1位になりたかったですけどね。
でも、もう息があがってしまって。呼吸困難でねぇ。直線コースでは集中を欠いてしまいました。
マシンの調子は良かったです。でも、まだまだでしたけどね。本当に良いレースでした。とにかく、今日の優勝ライダーは実力ですよ。」
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは6位（総合首位、VR46ライダーズアカデミー）。
★総合順位は1位ベッツェッキ（133ポイント）、2位マルティン（130ポイント）、3位ディ・ジャンナントニオ（116ポイント）、4位カネ（112ポイント）、5位バスティアニーニ（97ポイント）、6位コンフェイル（77ポイント）。
★4位エネア・バスティアニーニ（ホンダ、レオパード）。
チームメイトのロレンツォ・ダッラ・ポルタは10位。
★5位ガブリエル・ロドリーゴ（KTM、RBA）。
チームメイトのカズキ・マサキは13位。
★7位マルコス・ラミレス（KTM、Bester Capital Duba）。ジョン・マクフィと接触。
チームメイトのジャウメ・マシアは17位（ルーキー）。
★8位フィリップ・エッテル（KTM、Sudmetal Schedl）。
★9位アルベルト・アレーナス（KTM、アンヘル・ニエト）。
チームメイトのアンドレア・ミーニョは20位（VR46ライダーズアカデミー）。
★11位ニッコロー・アントネッリ（ホンダ、SIC58）。
チームメイトのタツキ・スズキは14位。
★12位デニス・フォッジャ（KTM、VR46、ルーキー）。
チームメイトのニコロー・ブレガは19位。
★22位アユム・ササキ（ホンダ、ペトロナス・スプリンタ）。
★カイト・トバはレース序盤に転倒リタイヤ。メディカルセンターに搬送され、検査の結果、状態は良い模様。
★CIPチームはジョン・マクフィ＆ステファノ・ネパ両選手ともリタイヤ。
（2018年8月５日『Gpone』記事参照）
（2018年8月５日『Motorspot.com』記事参照）
『2018 ブルノ モト3 決勝リザルト』
『2018 ブルノ モト3 総合順位』
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ディッジャ！
初優勝～これからも頑張ってほしい！