MotoGP

ダッリーニャ『2019年中盤に既にドヴィツィオーゾと破局していた』

『ダッリーニャ:2019年中盤に既にドヴィツィオーゾと破局していた』

★12月11日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が伊サイトのインタビューで次のように話した。

【アンドレア・ドヴィツィオーゾの件は、実際のところ、なにがあったの?】
「隠し立てしていたようなことは、特にありませんよ。我々にとってもアンドレアにとっても、双方が対立してしまうようなやり方は好ましくなかったわけで…他の件で既に充分複雑な状況になっていましたからね。
私としてはアンドレアのケースのように、1ライダーとこうして長く付き合ったことは今までなかったはずなので…まぁ、色々と言えるわけだが、とにかく、長く一緒に組んできて、共に素晴らしいことを成し遂げてきたわけでね。
ただ、目標を達成できなかった関係と言うのは、長く続けていくのが難しいものでしょ。我々ドゥカティスタ全員が望んでいた目標を…ライダー部門でのタイトル獲得を達成できなかったわけですからね。」

【状況は徐々に悪化していったの?】
「関係は徐々に悪化していきましたね。私が思うに、2019年のシーズン中盤に私のオフィスで、既に最終決定がなされていたのでしょう。双方とも契約更改を望んでいないのだと、私は確信しましたから。
そこから一変させることもできたのかもしれないが、あの話し合い以降、ドヴィとドゥカティのコンビ継続が難しいと言うことは明白でした。
とにかく色々あったが、今後に向け、今までとは異なるチームを持つこととなったわけです。」

【ところで、ドヴィツィオーゾ選手が『スズキ機のシンプルさ』を讃えていたが…】
「シンプルさと言うのは、付加的な価値であってね。ミスの可能性が減り、ベストな妥協点を早々に見つけられると言うことだから。
ただ、シンプルなだけで進められない物事と言うのもあるんですよ。シンプルにするために可能な限り努力をすべきではあるが、ひねりが必要な時はそれなりに複雑なになるものなんです。」

[ 中編はこちら ]


(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

マルク・マルケス選手の容態・現状についての最新情報は、note『マルク・マルケス、4回目手術の可能性が浮上』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. スネ夫 より:

    ドゥカティに対する個人的なイメージ!
    ・直線番長。
    ・市販機&レース専用機を含めて簡単によく燃える。

  2. へほへも より:

    今日までなんでドビを大事にしないんだ!と思ってたけど…
    考え方次第だよな…何年もドカ最高位だったとは言え何年もマルケスに勝てなかったのは事実だし
    ドカが目指すのがトップである以上この組み合わせではマルケスに勝てないという結論に至るのは自然なことなのかも知れない
    ならば早いうちに若手と入れ替えて育てて打倒ホンダってなるなら今回の流れもよくわかる

  3. ミラノマルコ より:

    先進的なディバイスを開発したいジジ側と、まずは車体の基本性能(コーナー中盤の旋回力)を開発して欲しいライダー側の意見の相違が原因なんすかね❓

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