2023アメリカズGP【モトGP：FP2リザルト＆トピックス】

『2023アメリカズGP モトGP FP2リザルト＆トピックス』

★4月14日（金）、アメリカズGP モトGPクラスのFP2が行われた。

★ラスト15分はタイムアタック合戦で、ほとんどの選手が最低2回は前後輪にソフトを履いて走行していた（※前輪ハードの選手もいた）。

★予選2へダイレクト進出は以下の選手。
マルティン、バニャイア、リンス、マリーニ、弟マルケス、ヴィニャーレス、クアルタラロー、ビンダー、兄エスパルガロミラー

★ドゥカティ

首位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。2’02”178。ジーノ・ボルソイ氏（チームマネージャー）によれば、「ペースはいまいち」。
チームメイトのヨハン・ザルコは14位。第6コーナーでスリップ転倒。

2位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。首位と0.063秒差。リア・ミディアムで首位ペースを記録。
チームメイトのミケーレ・ピッロは17位（テストライダー）。エネア・バスティアニーニ代役。

4位ルーカ・マリーニ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。ペースも良好。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは11位（VR46ライダーズアカデミー）。苦戦気味で、アルゼンチンGPの時より動きが悪い。

5位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属）。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは19位。

★ホンダ

3位アレックス・リンス（ホンダLCR、2022年はスズキファクトリー所属）。本日のサプライズ。首位と0.217秒差。コンスタントに上位だった。同トラックは得意。ミール選手のフレームを試したがっていたが、ホンダ側より許可されなかった。なお、同トラックのモトGPレースで優勝したことがあるのは、兄マルケス（欠場）/バスティアニーニ（欠場）/リンスの3選手のみ。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは13位。

12位ジョアン・ミール（ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属）。復帰したて。第6コーナーで転倒したザルコ選手を避けて、コースアウトした。
チームメイトのステファン・ブラドルは20位（テストライダー）。マルク・マルケス代役。

※同トラックでホンダ機は、やや好調。

★アプリリア

6位マーヴェリック・ヴィニャーレス（アプリリアファクトリー）。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは９位。新タイヤに履き替えるまでは苦戦していた。

15位ミゲル・オリヴェイラ（アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属）。ミスにより2回転倒、ケガなし。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは18位（2022年はKTMテック3所属）。

※同トラックのアプリリア機は悪くはないが、低速ギアからの再スタートで苦戦しているため上位リザルトは狙えないかも。

★ヤマハ

７位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー、2022年総合2位）。ペースは良好だが、相変わらず同マシンで苦戦しているため、勝負に出るのは難しいかも。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは１６位（VR46ライダーズアカデミー）。大苦戦に逆戻り。

★KTM

８位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。
チームメイトのジャック・ミラーは10位（2022年はドゥカティファクトリー所属）。

21位アウグスト・フェルナンデス（GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン）。
チームメイトのジョナス・ホルガーは22位（最下位、テストライダー）。ポル・エスパルガロ代役。

※KTM選手が2名、予選2へダイレクト進出できた。

『2023 アメリカズGP モトGP FP2リザルト』

『2023 アメリカズGP モトGP FP2総合リザルト』

（Photo：Motogp.com）