『リンス：ホンダ機はそれほど悪くはない…』
★アレックス・リンス（ホンダLCR）は4月中旬のアメリカズGP決勝戦で優勝したが、その後は苦戦が続き、6月初めのイタリアGP中の転倒で右足の腓骨・脛骨を骨折した。
なお、既に2回目手術を終え、6月27日に退院している。
★先日、リンス選手が、マヌエル・ペシーノ氏（スペイン人記者）のインタビューで次のように話した。
【やっと帰宅でき…】
「１６日間の入院、そして、２回の手術で、やっと退院ですよ！
約２週間の尽力に、医師陣と医療チームには感謝しています。帰宅できるんですよ！
インスタの写真を見てもらえば、どのぐらいの転倒だったのか…そして、医療陣の驚異的な仕事ぶりが分かってもらえるでしょ。
大変だったけど、心身ともに今までよりも強くなって復活しますよ。皆さんの応援メッセージには感謝してます…約２週間、心配してくれてありがとう！」
【ケガについて？】
「腓骨・脛骨の骨折だったんですが、腓骨の方は２ヶ所折れてたんですよ…すねの真ん中辺りと、足首に接触した辺りです。
だから、けっこう過酷な手術となり、７時間もかかってしまって。足首のレントゲン写真を見る限り、動きは完全に回復するそうです。ただ、いつ回復できるかが、正確に分からないんですよね。
手術の翌日は本当にツラくって…事故直後だって、それほど痛くはなかったっのに。」
【マルク・マルケスがドイツＧＰもオランダＧＰも、決勝戦を棄権していたが…】
「マルクは素晴らしい才能の持ち主で…ああ言う姿は、ちょっと見てられないですよね。最後は形勢を逆転して、また勝利マシンに乗って勝たないと。
いやぁ〜でも、てっきりドイツＧＰではマルクが優勝すると思ってたんですけどねぇ。いったいどうなってしまってるんだか…さっぱり分かりませんよ。」
【ホンダが苦戦しているが…】
「複雑なんですよね…現在、ドゥカティにKTM、アプリリアと言った欧州メーカー勢が、イニシアチブを取ってるじゃないですか。
日本メーカーは下位から這い上がってこれない感じで…なんとかしないと。ホンダもヤマハも、ハイレベルな大手メーカーなんだから。」
【ホンダがカレックス社に製造を委託したフレームについては？】
「当初、ホンダ側はこうした改善にかなり自信を持ってたんですけどねぇ…。」
【現在のホンダRC213V機については？】
「僕はスズキ機からの乗り換えだけど、それほど悪いマシンではないですよ。
６年間ずっと、あちこちのトラックをスズキ機で走り、しっかり乗りこなせてたけど、ホンダ機での方が速いんですよね。
問題は、他メーカー機がうち以上に前進してしまったことなんですよ。」
【復帰については？】
「シルヴァーストンでと思ってるんですが…無理そうなんですよね。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
ホンダ機はそんなに悲惨なのか？って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ！
リンスの言葉が全てを代弁している気がする、なんか妙に腑に落ちる。
Moto3からとても強かったリンス。
器用だし、人柄もいいし、ポジティブな面もあって応援したくなる。
マルケス次第ではリンス、ミルのレプソルで良いんでないかな？
後、プーチにも勇退して欲しい。
直近一年で優勝3回の元直4出身ライダーからポジティブ意見が出てますね。
マシンとライダーの相性ってホント難しいものなのね。
誰が乗っても早いドゥカは賞賛ものだね。
マルクが言ってたけどコースが違うと
全く別物になってしまうマシンはやはり駄目だろうw
そんなリンスもヤマハ移籍の噂が出てるのは名前ばかりのワークス待遇に嫌気が差したのか
色んなつまらない噂が飛び交いすぎるのと、今年はライダーのけが人が多すぎて、興ざめしてる。だから関心も薄くなってる。
今のレギュレーションなと根本的に良くないと思ってる。リンスも被害者だよね。