『バニャイア:ベッツェッキとの賭けに勝ったんで、高い昼飯を奢ってもらう!』
★6月25日(日)、オランダGP モトGPクラス決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ホンダファクトリー)が優勝した。予選2位、スプリント2位だった。
★シーズン前半の16レースで7勝した(スプリント3勝、決勝4勝)。
★現時点では、タイトル争いはバニャイア/マルティン/ベッツェッキの3選手で行われており、ポイント差は以下のとおり。
総合首位バニャイア(195ポイント、ドゥカティ機2023年版)
2位マルティン(159ポイント、ドゥカティ機2023年版)
3位ベッツェッキ(158ポイント、ドゥカティ機2022年版)
★決勝戦後、バニャイア選手が次のように話した。
【今回のレースについては?】
「良いレースでした…コンディションのせいで低速レースだったけど、かなり大変でした。
今朝、大きく改善できたんですよ…大きく改良を加えたんです。このマシンはたまに、ある特定のセッティングが必要になるんですよ…去年とは大きく異なることもあってね。
それが今朝やっと見つかって…昨日のスプリントのおかげですよ。去年のレースより1周1秒遅かったですね。
うちは良い仕事ができました…皆、グリップで苦戦してたんで。」
【最高峰クラスの勝ち星はヴァレンティーノ・ロッシが89勝、ジャコモ・アゴスティーノが68勝…貴方は今回で15勝目だが…】
「そう言われると…かなり引き離されてるんですよねぇ。もっと頑張らないと…まぁ、記録のたぐいは、あまり気にしてないんですけどね。」
【週末3日間をかけて、諸々を改良していくのが貴方の特性なの?】
「チームと一緒に上手く作業ができているんだと思います…意思の疎通ができてるんで、苦戦してる時はどの方向に進めばいいかが分かるんですよ。そう言う面で、うちは強いですね。
レースに向けての作業をたっぷりやって…時々、スプリントの方が厄介なことがあります。でも、上手くはなってきてるんですよ…2023年版マシンを上手くまとめ上げて、常に新旧のマシンの落とし所を探る必要があるんで。その辺は良く分かってますから。
僕はライダーで、僕の背後にはビッグチームが付いてくれてるんです。」
【去年と比べて、貴方はどれぐらい変わった?】
「難しい質問ですね…全体的に向上はしてるけど、ただ、去年は序盤が悪かったじゃないですか…マシンはシーズン後半はハイレベルだったけど、前半はそうではなかったから。
今年、僕はいくつかミスってしまったけど、スプリントのおかげで首位を守っていられるんです。とにかく、伸びてはきてますよ。」
【タイトル争いの行方は…?】
「まだ時期尚早ですね…まだまだ先は長いから。」
【ベッツェッキ選手と賭けをしていたそうで…(※多分、どちらが勝つかの賭け)】
「あっちの負けなんで、昼ごはんを奢ってもらえるんですよ…けっこうリッチな昼ごはんになるでしょうね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バニャイアの方がマルティンより速かったのに、なぜ負けたのか?…って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ!
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