MotoGP

小椋藍『自分の将来やモトGPの現状を考えて、チームを決めた』

『オグラ:自分の将来やモトGPの現状を考えて、チームを決めた』

★8月15日、アプリリアのプライベーターであるTrackhouseチームがアイ・オグラ(23才、モト2参戦中)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。

★同日、オグラ選手が会見で次のように話した。

【貴方は10年前に、『Asia Talent Cup』でキャリアを始め…同大会出身の選手がモトGP昇格するのは初めてのことだが…】
「僕にとって、とても特別な瞬間です…遂に、(モトGPクラスに)一歩踏み出すことができるんですから。モトGPは最高峰クラスであり、そこより上はないんですから。来年、Trackhouseチームでチャレンジすることができ、今は興味津々です。
これまでの道のりを振り返ってみると、自分自身を褒めてあげたい気分です(笑)。
信じられないですよ。すべては『Asia Talent Cup』から始まり…当時の関係者の多くとは今でも連絡を取り合っているので、皆さんに感謝したい気持ちです。
あそこから始めて、こうしてモトGPにたどり着けたんですから。」

【Trackhouseはアプリリア機を使用し、早々にモトGPクラスで戦闘力の高さを証明している…】
「もちろん、僕にはモトGPクラスにおける評価の仕方は分からないんですが…でも、はたから見ている限り、Tradkhouseチームもアプリリア機も戦闘力の高さを証明してますよね。
それで、来年に向けて、加入するにはピッタリのチームだと思いました。こう言う機会を与えてもらい、心の底から感謝しています。」

【貴方をホンダ陣営の選手だと見る向きが多いが…アプリリアTrackhouseと契約した現在の心境は?】
「もちろん、こうした決断をしなければならないと言うのは、簡単なものではありませんでした。
ホンダ機でモトGP昇格できるなら、最高だっただろうと思ってます…でも、決める前に自分自身の将来や、現在のモトGPにおけるバランスついても考えなければなりませんでした。」

【つまり、現在の(マシンの)パフォーマンスを考えて、決めたと言うこと?】
「(少し困惑した様子で)そうですね。」

★8月16日、オーストリアGPのモト2クラスでオグラ選手は、午前セッション(FP)首位、午後セッション(P1)も首位だった。

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. たろさ より:

    非常に言葉を選び丁寧なインタビューでしたね。
    ホンダへの配慮とか感謝は伝わりました。

    彼が掴んだチャンスです。応援していきたい。

    今シーズンチャンピオン取れると良いな。

  2. maxtu より:

    これが去年の状況ならLCRじゃなくApriliaでのGPステップアップは色々言われたかも知れないけど、マルケスの契約解除でHONDAの低迷振りが明確になったからねぇ
    アイも複雑な心境はあると思うけど、間違いじゃないと言ってあげたいね

  3. nanasi より:

    結果的にアジアタレントカップから2人同時にMotoGP昇格が決まって万々歳では

  4. テック21 より:

    チームアジアを抜けた理由は、まさにこうなることを目指していたと思っていましたが、まさにその通りだったんですね。今のホンダでモトGPに昇格するのはリスクが大きすぎる。ホンダで育ち、恩義を感じながらも、ホンダを離れる決断をし、その為に、居心地の良いチームアジアを離れた。今年に入り結果を残し、今回の契約に至った。 見事です。

    ホンダとの契約を破棄し、グレシーニで瞬発的に結果を出し、ファクトリーの座を掴み取ったマルケス、もちろん全然違う話だが、居心地のいい場所を飛び出し、結果を出し、自分が望んでいた契約を掴んだ!と言う点では同じだ。あっぱれとしか言いようがない。

  5. きゃめる より:

    いままでの関係者やホンダに感謝ですね!
    しかもメーカー系出身ライダーが、他社チームに行くなんて。ホンダの懐の広さを感じます。

  6. タディの星に願いを より:

    タイトル争いまでできた日本人ライダーはみんな、日本車から乗り換えたよね

  7. ドMマルケス より:

    中上選手の後にLCRに加入しても今のマシンでは上位は狙えないしキャリアを削るわけには行かないからね。小椋選手の判断は正しかったと思います!!Moto2王者になって昇格できれば最高ですね!!

  8. シバキチ より:

    ホンダはoguに乗りたいと思わせるバイクをつくりあげてみせる責務がある
    悩みに悩んで欧州メイカーを選ばせた事実はじつに重いと思う

  9. なお より:

    「ホンダ機でモトGP昇格できるなら、最高だっただろうと思ってます」

    この言葉は本心だと思う
    でもそれを選べなかったのは、小椋くんではなくてホンダの責任だと思う

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