MotoGP

ペトルッチ『ラズガットリオグルの操縦スタイルはモトGPには合わない…』

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★4月21〜23日、オランダのアッセンでSBKダッチラウンドが開催される。

★ダニーロ・ペトルッチ(32才)が、木曜会見で次のように話した。

2017年のモトGPアッセン戦では、かなり優勝に迫っていたが…】
「あの時はアレックス・リンスがレースの流れを左右して…僕は初優勝を取り逃してしまいましたよ。まぁ、良い思い出のサーキットですけどね。
モトGPレースで初めて首位に立てたのも、ここだったし(※2016年のウェット戦で)…好きなトラックなんですよねぇ。
(アメリカ選手権から)世界選手権に戻って来た理由の1つは、こう言う良いサーキットがあるからなんですよ…フィリップアイランドなんかも良いですよねぇ。
僕もチームもまだ実力を発揮しきれてないんで、今回はその辺をつかむ良い機会になるでしょう。」

【欧州ラウンドが始まるが…自身のレベルはどんな感じ?】
「バウティスタと比べると、かなり厳しいですよ…彼はドゥカティ機に乗り慣れてるから、自分のスタイルを駆使してマシンの良いところを上手く引き出せてるし…あつらえて作ってもらったようなマシンだしね。
自分の強みを活かして、他の選手とは違うマシンの扱い方をするんですよ。コーナー進入やブレーキング…それから、マシンの起こし方は本当に素早いし。まぁ、あの体重のおかげもあるんだろうけど、でも、バウティスタのデータを見る限り、体重のおかげだけじゃないんですよ。とにかく、マシンの使い方のレベルが彼だけ1段上なんですよね。
僕は他のドゥカティ選手の中での1番を目指しますよ。今はバウティスタのことは見ない方が良いでしょ(笑)…ちょっと不愉快になるぐらい、比べ物にならないんでね。あんなこと、僕にはできないから。でも、他のやり方で速く走ることはできるんでね。」

トプラク・ラズガットリオグルがヤマハ・モトGP機のテストを行っていたが…モトGPに昇格すると思う?】
「なんとも言えませんね…本人にしか分からないことだから。
トプラクはブレーキングがアグレッシブなスタイルで…コーナー進入の最終段階でマシンを止めることができるんですよ。ただ、モトGPはミシュランタイヤだから、その段階でブレーキを緩めなければならないんです。
物凄い才能の選手だし、SBKでは最高の流れの中でキャリアを築いてきてるけど、ただ、モトGPってのは本当に別物だから。マシンはSBK機に似ているけれど、実際に乗ってみるとそうでもないしね。
去年、僕はドゥカティ・パニガーレ&ダンロップタイヤに慣れている状態で、突然、モトGPのインドネシア戦にスズキ機で参戦したじゃないですか…僕にとっては初の並列4気筒エンジンだったんですが、ウォームアップでリンスと1秒も差があったんですよ。
モトGPで速く走るには時間がかかるんですよね。まぁ、(ヤマハが)トプラクが適任だって思うなら信じるべきだろうし…そうなったら、モトGP昇格するんじゃないんですか。
あのテストにどんな目的があったのかは知らないし…もしかしたら、マシンを壊したくなかったのかもしれないし…(※だから、トプラクは無理をしなかった)。」

★今年、ペトルッチ選手は『Barni Spark Racing』チームからドゥカティ機でSBK参戦しており、序盤2ラウンドの最高レースリザルトは5位(※スプリントでは10位)である。現在、総合8位(36ポイント)。

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

モルビデッリの謎の復調については、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. きよむす より:

    言い方は柔らかいが妬み嫉みが凄いな。

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