モルビデッリ『シートを失っても仕方がないような選手だとは思っていない』2023 ブリティッシュGP

『モルビデッリ：シートを失っても仕方がないような選手だとは思っていない』

★8月2日、ヤマハファクトリーがフランコ・モルビデッリ（28才）を2023年末に放出し、その後任にアレックス・リンス（ホンダLCR、27才）を加入させることを公表した。

★リンス選手はホンダと2024年末まで契約済みだったが、『ファクトリーチームからのオファーが来た場合は、違約金なしで途中解約が可能』と言う条項が付いていた。

★モルビデッリ選手の2024年去就については未定である。
ヤマハSBKがトプラク・ラズガットリオグル後任のオファーを出しているが、モルビデッリ本人はモトGP継続を希望している。
ホンダＬＣＲがリンス後任の第一候補とみなして交渉しており、今のところ、モトGP継続の選択肢はこれ以外にはない模様。
また、マルコ・ベッツェッキは2024年に向けてVR46チーム継続で最新ドゥカティ機に乗る予定なので、モルビデッリ選手が同チームに移籍する可能性も消えた。

★8月3日、モルビデッリ選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。

【現在の貴方の状況は…？】
「この2年間、ずっと苦戦してきた選手の状況ですね。
シーズン半ばにして、来年のシートがないわけで…こう言う状況になってしまうとは思ってなかったけど、でも、自分のことを『こう言う状況になっても仕方がないような選手』だとは思ってません。
むしろ、モチベーションが上がってきてるんですよ…トラックに出たら、ベストを尽くそうと思ってます。」

【苦戦している責任は誰にあると思う？】
「目標としているリザルトが出ない時、責任を１つに特定するのは難しいでしょうね。複数の事柄が重なって、最終的にリザルトが出るわけだから。
とにかく、今シーズン後半も集中してベストを尽くし、今まで以上に頑張っていきます。」

【乗ってみたいマシンはある？】
「ありますよ…ちょっと試してみたいなぁ〜って思ってるマシンはあります。でも、そう言う話題はまだ時期尚早なんで。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（参照サイト：『SKY』）

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