『2022年モトGP選手の心理カウンセリング事情』
★2022年5月、伊サイト『Corse di moto』がモトGP選手らの心理カンセリング事情について、次のように報じた。
★二輪レースの最高峰であるモトGPの選手らは最低重量157kgのマシンを乗りこなすため、日々、過酷な身体トレーニングを行っている。
また、数年前からメンタル面も重視されるようになり、スポーツカウンセリングを利用している選手も少なくない。
★マーヴェリック・ヴィニャーレスは定期的にカウンセリングを受けており、次のようにコメントしている。
「僕とコラボして作業してくれているスタッフは精神心理学者が1名、理学療法士1名、専属トレーナー1名、エンジニア数名、メカニック数名です。
日々、改善していかなければなりませんからね。」
★アレイシ・エスパルガロも心理カウンセリングを受けていることを公表している。
「身体の中でも頭は重要な部分だし、本来の強さはそこにあるんですから。」
★ポル・エスパルガロのコメント。
「(心理カウンセリングを受けたことは)ありますよ…そんなに前の話じゃないです。助けになる時もありますからね。その時の状況に依るかな。」
★ファビオ・クアルタラローも2020年冬に心理カウンセリングを受け、2021年にはモトGPでの初タイトルを獲得した。
★KTMファクトリーのフランチェスコ・グイドッティ氏(チームマネージャー。2021年末まではプラマックマネージャーだった)が、自身のコラムに次のように書いている。
《(モトGP選手にとって精神的なバランスがいかに重要か)選手ら自身がきちんと理解し、意識すべきなんですよ。
ほんの何年か前までは、メンタル面より体力・筋力の方が重視されていたでしょうからね。
体力・筋力と言うのは分かりやすいじゃないですか…自分の身体がどう反応するかはすぐに感知できるし、長所短所も分かりやすいでしょ。
ところが、メンタル面を追求するのは大変だから。
本当に自信があるのか…どのぐらいあるのか…どんな風にあるのか?
特に苦戦してると、自分と同じぐらい強い選手やもっともっと強い選手がいるってことを、すんなり受け入れられなかったりするものでね。
現在のモトGPでは、ゼロコンマゼロゼロ何秒かの差でトップに立てたり、奈落の底に落ちてしまったりするんだから。
そう言う時を、上手く乗り切っていけるようにする必要があるんですよ。》
🗣️ "We’ll enjoy our podium today but we’ll look towards round eleven and the next GPs for more." Francesco Guidotti, Red Bull KTM Team Manager
📰 | https://t.co/7IkpwJsofl pic.twitter.com/UgYnoweC3v
— Red Bull KTM Factory Racing (@KTM_Racing) August 20, 2023
(参照サイト:『Corse di moto』)
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アレイシのやっちまったアレを見る限り、彼はもっと頻繁にカウンセリング受けた方がいいかもね。