『ザルコ:ドゥカティで僕にやれることは、やり切った…』
★2023年シーズン中、ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック、33才)は8月にホンダLCR移籍を決め、10月末のオーストラリアGPでモトGP初優勝を決めた。
なお、表彰台を6回獲得し(決勝6回)、総合5位(225ポイント獲得)だった。
★先日、ザルコ選手が仏サイト『Paddock-gp.com』のインタビューで次のように話した。
【2023年はモトGPでの初優勝を決め…】
「モトGPでの優勝ライダーの一員となれたことに、誇りを感じてますよ。
オーストラリア決勝戦で首位でゴールした瞬間は、誇りに思うと言うよりは嬉しくてホッとしてましたけどね。
やっと楽に息ができるようになったし、本当に良かった…鼻が高いって感じでね。
もっと若い時ならタイトルを取ってチャンピオンになれば、人生がガラッと変わるぞって思ったりするじゃないですか…金持ちになって、もっと幸せになれるんですからね。」
【貴方の場合は…?】
「ここまでの自分の人生がどんなだったかを思えば、確実に『最高だ!』って言えるでしょうね…経済的に豊かになったのだし。
まぁ、働かないで優雅な島暮らしを送る…なんてことは無理ですけどね。」
【4年間のドゥカティ参戦を経て、2024年は新たな冒険が始まるが…】
「ページをめくり、新たな章に突入するんですからね…本当に嬉しいですよ。
ドゥカティで僕にやれることは、やり切りました。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
ディ・ジャンナントニオ涙の降格…でも、本当は完走も厳しかった…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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モト2でチャンピオンを取ったがモトGPにシートがなくモト2に残留、そして2年連続のチャンピオンになった。ヤマハのサテライトに入りそこそこの結果は出したが、ヴァレ、そしてホルヘがいたヤマハのファクトリーに入るチャンスがなく、KTMへ。ヤマハのサテライトに入り、そこそこの存在感を出しながらファクトリーに入れず、欧州のファクトリーに行ったという意味ではクラッチェローと共通点があるが、共に苦労人で実力者。キャリアの終盤に入ったとは思うが、ホンダでひと花咲かせてほしい。