MotoGP

Trackhouse『なぜロバーツではなく、小椋だったのか?』ブリビオ

『ブリヴィオ:なぜロバーツではなく、小椋だったのか?』

★8月15日、アプリリアのプライベーターであるTrackhouseチームがアイ・オグラ(23才、モト2参戦中)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。

★同日、アプリリアTrackhouseのダヴィデ・ブリヴィオ氏(チームマネージャー)が、会見で次のように話した。

【選手選びは難しかった?】
「いつものことですから。まずは、ミゲル・オリヴェイラ継続かどうかを決めねばならず…その段階が一番難しかったですね。オリヴェイラに対し、なんら不満はなかったものですから。
その後、(オリヴェイラを)替えることにし…新しい道を取り、才能ある若手選手を選び、新たなプロジェクトを始めようと思ったわけです。アイのような才能ある選手をね。」

【Trackhouseはアメリカチームなのに、なぜアメリカ人選手(ジョー・ロバーツ)にしなかったの?】
「以前からずっと、『アメリカ人選手と組めたら素晴らしいだろう』とは言ってたし、実際、ジョーも候補に入ってたんですよ。
ただ、最終的にスポーツ的な面やリザルトを検討しました…正しい判断かどうかは、2年後にコメントしますよ(笑)。
国籍はともかくとして…我々としては正しい判断だったと思ってます。」

【なぜ?】
「我々が、そう判断したからです…正しいかどうかは、誰にも分からないことでしょう。今後、分かっていくわけでね。
もちろん、現在のアイのことは高く評価してますよ…レース優勝もしているし、ある種の回復力を持っているように見えますしね。
彼のスタイルは、モトGP機に適応できるよう伸びていけると思ってます…自信はありますよ。」

【例えば、ジャック・ミラーのような経験豊富な選手を選ぶと言う考えもあったの?】
「うちはジュニアチームですからね…生まれたばかりのチームと言う意味ですが(笑)。
若いプロジェクトであり、モトGP機についての理解を深めつつ、将来的な野望についても考えていかなければなりません。
来年はラウル(フェルナンデス)もいますからね…若いが、それなりに経験のある選手です。アイはルーキー選手となるが、チーム自体も経験を重ねて成長し、チャンピオンシップにおける立ち位置を見出す必要がありますから。」

【アプリリアは選手選びに関与していたの?】
「常に話し合ってはいるので、(選択の経緯)は把握してました。とは言え、どちらかと言うと我々が選んだんですけどね。
マッシモ(リヴォラ、アプリリアレーシングCEO)は、多分、オリヴェイラ継続でも満足してくれたと思います…実際、ラウル継続は喜んでくれてましたしね。
まぁ、ジレンマのようなものはありましたけどね…ファクトリーチームは選手を2名とも替えてしまったのだから、こちらは既にマシンを掌握している選手と継続した方が良いわけで…。
アプリリア側としては、安定性を求めていたようなんですが…比較検討の末、こちらの選択を伝えました。」

【オグラ選手が、ホンダからのモトGP昇格を選ばなかったことには驚いた?】
「うちにとって良い選択肢だと思ったので(オグラ側に)連絡を取り、(Trackhouse加入に)関心があるかどうかを訊きました。
その後も交渉を続け、契約締結に至ったわけです。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Gpone』)

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