MotoGP

アレックス・マルケス『僕が兄マルクに頭が上がらないなんて言うのは、もう辞めよう!』

『マルケス:僕が兄マルクに頭が上がらないなんて言うのは、もう辞めよう!』

★3月16日(日)、アルゼンチンGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝2位だった。現在、総合2位(−16ポイント)。

★今シーズンここまでの4レースで連続2位を獲得。なお、兄マルク選手は連続首位である。

★決勝後、アレックス選手がイタリア『SKY』のインタビューで次のように話した。

【決勝25周回中17周回で首位を固持していたが…】
「今回も大満足です…タイ決勝の2位とは別物で、今回は競り合いもしたし、勝ちたいって思ってる選手の姿勢で優勝を目指しました。」

【兄マルク選手に抜かれた際は…?】
「第5コーナーで抜かれた時、抜き返そうと思ったんですが…転倒したくなかったんですよ。
レース終盤にギリギリの状態で走り続けるのは…僕が走りづらいなって思うような状況でも、兄には乗り切る才能があるんです。
その辺に関し、僕は一歩前進させないと…でも、とにかく、良いレースでした。走りづらいコーナーでは、けっこうロスしてしまって…フロントが限界って感じになってたんです。
僕は100%全力で頑張ったけど、兄はずっと喰い付いて来ていて…リアタイヤがタレてきてるのは分かってたけど、とにかく、前に進もうと思って。兄を前に出そうかとも思ったけど、その後、抜き返せるかどうか分からなかったんで…まぁ、兄の方が強かったですね。」

【兄マルク選手に勝てそうな点はある…?】
「これまで戦ってきた選手は、皆、弱点があったし…兄にもあって、しかも、僕は誰よりも良く分かってるんですが…ただ、兄は常に全てをきちんとコントロールしていて、滅多に隙がないんですよ。
世間は僕のことを『2位で満足してる』」なんて言ってるけど、そんなことありませんから。兄が好結果を出すのは構わないけど、僕も兄に勝ちたいと思ってますから。
兄は僕のライバルでもあり、兄弟でもあり…自分の兄弟の成功を認めたくないなんて思ってもいません。とにかく、兄がどれほど強いかは良く分かっているし、自分がどれほど努力しなければならないかも良く分かってます。でも、僕が兄に頭が上がらないなんて言うのは辞めましょうよ。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)

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POSTED COMMENT

  1. テック21 より:

    二人の間にバチバチと火花が散り始めたら面白い。アレックスはマルクの強さを誰よりも理解していると思うけど、「マルクマルケス」と言う存在に対するメンタル面での恐怖はないはず。これから24年モデルと25年モデルの差が少しづつ出始めてくると思うので、前半が勝負だね。 結果が出ると周りの評価が一瞬で変わるレースの世界、アレックスは評判を一気に上げた感がある。

  2. APEX より:

    今回も抜かれたのは右コーナーで、内足外しが出来ないところが狙われてると思ってますよ。
    兄もそれを見抜いて仕掛けてる気がする。

    でも現状は仕掛けられるのは兄のみですよ。凄い努力してると思います。

  3. フルバンク より:

    今回は兄貴が観る側にもシッカリライバルに見えたレースでした。
    弟が勝つレースも観たくなりました。
    凄い兄弟ですよ。

  4. しらんけど より:

    マルクがいても優勝はできるし、チャンピオンだって一回ぐらいならあるかもしれないのだから、全力を尽くすだけでしょう

  5. 758 より:

    互いにリスペクトしてるのがマルクからもアレックスからも伝わってきて良いですね。
    兄弟でチャンピオン争いになっても関係は拗れなさそう。

  6. チャオ より:

    二戦連続この兄弟の茶番染みた出来レースに化かされた様な気分でした。
    同じメーカーメイトであり、何より仲の良い兄弟なので、大にして有りえる話ではあるものの
    二戦連続でこの兄弟フォーメーションを見せられると流石にシンドイかな。まあ他が
    不甲斐ないだけなのですが。ペッコはまだピリッとしないし、他の選手らも欧州ラウンド
    まではエンジンが掛かってない感。オースティンも恐らくこの二人の独断場になる可能性も
    あり、何とかマルケス兄弟を負かせるパイロットが出て来てくれると楽しみも増すが
    小椋選手オースティンでは奮起して頑張って!

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