MotoGP

V・ロッシ『使命』E.ボルギ新著:ガゼッタ・デッロ・スポルツ書評

モトGP『Gazzetta.It推薦本《Il capolavoro 邦題:使命》』

自転車レースからラグビーまで。サッカーだけがスポーツじゃない。多くのスポーツの魅力、歴史を発掘する書籍11冊を『Gazzetta.it(イタリア有名スポーツ紙ガゼッタ・デッロ・スポルツのサイト)』が推薦。
(※管理人注:当記ブログ記事では11冊中の1冊『Il capolavoro』のみを取り上げました。)




オートバイレース

なぜ終わったのか?
なぜ始まったのか?
まず第一の疑問点はヤマハとロッシの関係について。そして第二はロッシとドゥカティのそれ。今回のエンリコ・ボルギ新著はヴァレンティーノ・ロッシがヤマハで過ごした7年間の物語だ。
成功の歳月…なかなか勝利を拝めない現在より、そっちの方を思い出していたほうが愉快ってものではなかろうか。ただ、著者はそこだけに主眼を置いているわけではない。かつて一度も触れられなかったエピソードの数々、決して明かされなかった詳細…ロッシのドゥカティ移籍についても焦点が当てられているのだ。
ロッシ自らがあとがきを添え、また、この7年間を彩るメインキャスト達…あえてM1機プロジェクトに挑みヤマハの作業システムを改革した古沢政生から、元チームマネージャーで現在はヴァレンティーノ・ロッシのプライベートスタッフを務めるダヴィデ・ブリヴィオまでが多くの証言を提供している。
ジャーナリストである著者は既に2005年に、ロッシとの共著で『Pensa se non ci avessi provato(邦題:バレンティーノ・ロッシ自叙伝)』を手がけているのだが、今回、また別のヴァレンティーノ・ロッシの姿を披露してくれた。

『Il capolavoro(邦題:使命)』
著者:エンリコ・ボルギ
あとがき:ヴァレンティーノ・ロッシ
全314ページ
価格:16.90ユーロ
出版社:GP Publishing


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gazetta dello sport 2011年12月22日



原題の『Il capolavoro』は『傑作』とか『代表作』なんて意味なもんですから、邦題がどうなるのかずっと興味津々だったんですよ〜。で、日本では3月末に発売されるそうですぞ!詳しくはこちらを、どうぞ。




ロッシ選手、ドゥカティでも使命を果たしてね!!クリックPrego

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