MotoGP

ロレンソ『クラッチローとの事故で骨折したかと…』2017もてぎGP

『ロレンソ:クラッチローとの衝突事故で骨折したかと思った』

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★10月13日(金)、もてぎGPでホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)が、FP1/FP2ともに4位を獲得した。

★FP1セッション終盤で後続していたカル・クラッチローに衝突され、両選手とも転倒。
ロレンソ選手がかなり低速で走行していたため、後続のクラッチロー選手が衝突を避けるため第9コーナーで急ブレーキをかけたが、フロントが切れ込んでしまい、ロレンソ選手を巻きこんで転倒した(下記映像)。

★立ち上がってからは口論になっていたが、その後、クラッチロー選手がロレンソ選手の所へ謝罪に赴いた。

★ロレンソ選手のコメント。

「転倒後、20〜30秒後はビクビクしてました。左手がけっこう熱をもって、かなり痛かったもんだから。どこか折れたって思ったんですが、さいわい、レントゲン検査の結果、そう言った危険は回避できました。嬉しいですよ。もっと悪い結果になっていた可能性だってあるんだから。」

【転倒後、クラッチロー選手と口論になっていたが…】
「映像を見直したところ、彼のホンダ機が僕のドゥカティ機に激しくぶつかってますよね。当初、カルは謝らずに、『なんであんな遅いスピードで走ってるんだ?』って問い詰めてきたんです。まぁ、彼のことは分かってますから。ああ言う性格なんですよ…良い人なんですけどねぇ。2時間後、僕のオフィスにやって来て、謝ってましたよ。彼のミスだって納得したみたいです。
こっちはゆっくり走ってたんだから、カルはすぐに僕のことが目に入ったはずでしょ。ところが、無茶なブレーキングをしてマシンのコントロールを失ったらしいんです。とにかく、悪かったって行ってるんだし、もう一件落着です。」

【ロレンソ選手は今日は好調だったが…】
「ポジティブな1日でした。FP2が良かったですね。特に最終セクターで良いスピードが出ていて。おかげで明日はファーストロー争いの…もしかしたら、PP争いの自信が出てきました。
ウェットだとマシンへのフィーリングがどうなるか分からないもんなんですよ。路面やトラックにも依るんで。でも、今日のドゥカティ機の戦闘力は実に高かったですね。うちは(ドヴィツィオーゾの)1位と、僕の4位でしょ。ペースも良いし。実のあるリザルトを戦っていけると思います。長いレースになるし、天気予報ではオートバイに乗るのは厳しそうだけど、うちはスピードが出てるし、肝心なのはそこだから。」

★カル・クラッチローがロレンソ選手との衝突事故について、次のように話した。

「残念に思ってます。ぶつけたのはこっちだけど、これじゃあ、まるでこっちが100%悪いみたいでねぇ。ホルヘは走行ライン上を本当にゆっくり走っていて…こっちは明らかにスピードを出してたわけだし。衝突しないよう強くブレーキをかけなければならなかったんすよ。ところが、フロントが切れ込んでしまって。
こっちが近づいてるって分かってたわけだし、その前の周回より6秒も遅く走ってたようだし。まぁ、こっちがぶつけてしまったわけだけど、お互い、解釈がちょっと違ってたんでね。重要なのは2人ともケガがなかったってことでしょ。けっこう激しい衝突だったから。責任は半々ってとこだと思うんすけどねぇ。もしかしたら、60%はあっちかなぁ。」

(2017年10月13日『Motorsport.com』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    ロレンソの前にも1人いてるわけで水しぶきから視界を確保するための安全マージンを取るためスピード落としたっぽいな

    不運が重なったアクシデントで仕方ない
    しかしまぁ、天気予報的にも小雨にはなっても晴れる事はなさそうで…
    現地観戦の方も気を付けてください

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