フォルガー代役の候補、契約済みライダー立候補にショック：エルヴェー・ポンシャラル

『ポンシャラル：契約済みの選手から続々と連絡が来る』

★エルヴェ・ポンシャラル氏（ヤマハテック3マネージャー、上記画像）は16日（火）夜、ボブ・ムーア氏（ジョナス・フォルガー個人マネージャー）から連絡を受け、フォルガー選手の2018年完全欠場を告げられた。

★ポンシャラルマネージャーはその後、ジョニー・エルナンデスをフォルガー代役としてセパンテスト（1/28〜30）に参加させることを公表した。

★ポンシャラルマネージャーのコメント。

「（エルナンデスをセパンテストに参加させるが）だからと言って、今シーズンそのまま参戦してもらうと言うわけではありません。来週初め頃には、はっきりとした状況をお伝えできるでしょう。」

【では、フォルガー選手の正式な代役は？】
「ブリーラムテスト（タイ、2/16〜18）前に、決めるつもりはありません。『Yamaha Motor Corporation』からは、しっかりサポートしてもらってますしね。
早々に決めると言うことは、焦って決めてしまうようなものでしょ。それじゃあ、駄目ですよ。セパンテスト前にフォルガー代役を公表するつもりはありません。そう言う目標にしたんで、それでやって行ければと思ってます。」

【立候補してくるライダーは？】
「唖然としているところですよ…契約済みのライダーばかりでね。きちんとした、かなりの額の契約なんですから。
つまり、何を言いたいのかと言えば…私は問題を抱えてしまったが、他の人間にまで同じ問題を抱えさせるつもりはないってことですよ。
現在、ライダー市場にフォルガー並みの選手は出てきてません。つまり、いまだ検討中であり、決定までにはもう少しかかると言うことです。
もちろん、私に連絡してきたライダーらが、既に契約しているチームの代表から『当該ライダーは完全に自由で、2018年シーズンに関してテック3チームと交渉を始められる』と一筆もらって来てくれるなら、セパンテスト終了後に代役候補リストに入れることはできますけどね。」

【契約済みにもかかわらず名乗り出てきたライダーについて、どう思う？】
「誠実さに欠けてますよね。2018年に走るための契約書にサインをし、握手を交わしたわけでしょう。いくら絶好のチャンスが巡ってきたからって、握手を交わして約束をし、そのうえ、契約書にサインまでしてるんだから、尊守しなければならないことだと思うんですけどね。」

★なお、エルナンデス選手はヤマハテック3チームのライダーとしてセパンテストには参加するが、大どんでん返しがない限り、2018年は『Pedercini Kawasaki』チームよりスーパーバイク世界選手権に参戦する予定。1月20日にはヴェローナのイベントで、チームのプレゼンテーションも行われる。

★また、フォルガー選手の代役候補のなかにルーカ・マイアス（下記画像、27才、2017年スーパースポーツ総合優勝）の名前も挙がっている。

★マイアス選手は2016年、エンデューランス世界選手権に『Yamaha GMT94』チームより参戦し、優勝した。

★マイアス選手はヤマハヨーロッパのプライベートチーム『GRT』と契約済みで、今年もスーパースポーツで2連覇を目指す予定。
だが、ヤマハ系列のライダーであるため、テック3移籍に伴う契約解除は大きな問題とはならないだろう。

★なお、マイアス選手は2013年、テック3チームよりヴァレンシア最終戦モト2クラスにワイルドカード参戦し、24位でゴールしている。

★マイアス選手は遅い年齢でプロデビューをし、現在は田舎住まいである。また、プロレーサーになる前は農業に従事していた。
あのトロイ・ベイリスも自動車修理工として働き、26才でデビュー、その後、スーパーバイク世界選手権で3回タイトルを獲得した。

（2018年01月19日『Corse di moto』記事参照）
（2018年01月20日『Corse di moto』記事参照）

---

イアンノーネ復縁とか、ロレンソ選手がグリッドで聴いてる音楽とかは、無料閲覧『note』！！

[amazonjs asin=”4495532111″ locale=”JP” title=”直販・通販で稼ぐ! 年商1億円農家 (DOBOOKS)”]

[threecol_one]いいねPrego！[/threecol_one][threecol_two_last]

[/threecol_two_last]