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マックス・ビアッジがロッシを軽視:ホルヘを抑えられるのはストーナーだけ

今年は絶好調だったマックス・ビアッジ選手が、短いインタビューの中で本当に色々と語っております。
いつも思うんですが、イタリアのオートバイ選手へのインタビューって本人に直接関係のない質問も、けっこう多いんですよ。
『和田アキ子のご意見番』状態とでも言えば良いんでしょうか…。
ロッシ選手ぐらいですかねぇ、あまり自分と関係ない質問をされずにすんでるのって。

WSB 『ビアッジ選手がロッシ軽視 “ロレンソを抑えられるのはストーナーだけ”』

まるで、ひと昔前に戻ったかのようだ。
マックス・ビアッジ選手が数々の授賞式に招待され、ステージから各TV番組のカメラに向けて挨拶を送っている。
スーパーバイク世界選手権が再び迎えた偉大なるチャンピオン…39歳で再び観衆を驚かせ、この先もそうあり続けたいと思っているのだ。
ファンらは拍手喝采を送り、アプリリアは2年間の契約を更新した。
来季に向けスペインとオーストラリアで行なわれた走行テストはぶっちぎりで、ライバル達はおちおちとX’マス休暇も楽しめないでいる。
2月27日、フィリップアイランドでの開幕戦では、全ライダーにとっての標的となることだろう。
勝利の女神にぷっつりと見放されたフェラーリやら、ケガに見舞われたヴァレンティーノ・ロッシ選手やらの中では、モーター・スポーツ部門でイタリアに権威ある賞をもたらしてくれたのはビアッジ選手だけだったのだ。
プライベートでは第2子にも恵まれ(第1子との年の差がわずか14ヶ月と、これまた記録的な快挙である)、興奮冷めやらぬビアッジ選手がF1、モトGP、そしてスーパーバイクの現在・未来について語ってくれた。

なぜマックス・ビアッジは39才になるまで、世界選手権を再制覇できなかったのか?最後にタイトル獲得したのは11年前の250ccクラスででしたね。
「それは自分でも質問したいぐらいです。多分、アプリリアに再び巡り会うまではお預け…って言う運命だったのではないでしょうかね。昔々、このチームで僕はすべてを始めたわけですから。」

なぜスーパーバイクではベテラン選手が優勝し、F1とモトGPでは共に23才のロレンソ選手やヴェッテル選手のような…いわゆる若造選手が優勝したのでしょう?
「F1の新エースであるヴェッテル選手の方は、たまたま偶然でしょう。ここ20年間で優勝した選手達の平均年齢はもっと上ですからね。ロレンソ選手に関しては、モトGPが取ってきた方針・対策の結果ですね。モトGPのマーケティングでは少年チャンピオン達の方が上手くいく。ロレンソ選手は23才だけど、15才の時からモトGPに参戦していて、そう言う意味では、もうベテランですからね。」

39才のビアッジ選手がバイクで活躍し、41才のミハエル・シューマッハ選手はF1に復帰したものの残念なことになっていますね。
「ミハエルは凄い選手だし、その資質に口を挟む必要はないでしょう。ただ、もっとやってくれるんじゃないかって期待してたんですけどね。僕がまた優勝できたのは、それに相応しい働きをしてるからです。2006年に中断した後(編集部注:ホンダが契約更新せず、モトGPに参戦できなかった)、自分は優勝できるんだって強く思わなければバイクに復帰しなかったでしょうね。2007年カタール戦でのスーパーバイク・デビュー戦を制覇することで、最初の一打は命中させたわけですよ。」

F1ではチームプレイが大切だと言うことが証明されたわけですが、ビアッジ選手にもそう言うことはありましたか?
「バイクレースでチームプレイがあったことなんてないですね。少なくとも自分に関しては。でも、いずれそう言う日も来るんじゃないですか。最近のオートバイレースでは、なんでもかんでもF1の真似をしたがりますから。上手くいかなない事までね。僕としては、その手のことには賛成できませんけど。」

どうしてフェラーリは最終戦でコケちゃったんでしょうね?
「とんだ災難に見舞われたんですね。アロンソ選手が死に物狂いで挽回し、総合優勝に相応しかったのにね。レースって言うのは時に残酷なもので、我々はそれを受け入れられるようにならなければ。」

ロッシ選手はドゥカティへ、ストーナー選手はホンダへ移籍し、ロレンソ選手はヤマハに残留。2011年のモトGPでは誰がエースになるでしょうか?
「ロレンソ選手は額に入れて飾れるぐらい立派なシーズンを終えたし、もの凄い偉業を成し遂げたわけだ。まったくもって素晴らしかったですよ。来季も優勝に最も近い所にいることは確かですね。ただし、ストーナー選手には気をつけないと…。」

参戦しているバイクメーカーの数は、モトGPの4社を上回りスーパーバイクは7社ですね。またレースの面白さで言ってもモトGPを恐れることはない。しかし、どうしてTV視聴率では敵わないのでしょう?
「La7(現在、WSBを生中継しているイタリア民放チャンネル)は良くやってくれてますし、番組の内容も改善しようとしています。これまでスーパーバイクで、イタリア人が一度も優勝したことがなかったせいでしょう。その状況が変わったわけだから、これからは視聴率に期待できるでしょう。」

F1でもモトGPでもスーパーバイクでも、イタリア人のルーキーが見当たりませんが、どうしてでしょうね?
「協会のスポーツに対する方針・対策に関係した問題ですね。スペイン勢がモトGP全クラスを制覇したのは、あの国の協会が大いに働き、それが今も続いているからです。優秀な選手がキノコみたいにニョキニョキ育ってきているとは言えないけど、イタリアもそんなに悪くないですよ。すでに何名かいますしね。将来的にはまだ増えるでしょうし、まぁ、辛抱が必要ですね。」

イタリアは経済的に苦しい状況となってますが、盛り返すには何が足りないのでしょう?
「難しい質問ですね。多分、もっともっと自信を持って、すぐにイタリア経済が盛り返すって信じると良いのではないでしょうか。」

12月16日に2番目のお子さんレオン・アレクサンダー君が生まれましたね。2010年度のライバルだったレオン・ハスラム選手、もしくは500ccクラス時代のライバルだったアレッシャンドレ・バロス選手の名前から取ったのですか?
「いや、ただの偶然なんですよ。どちらも普通の名前ですから。どちらの名前も、僕もエレオノーラも気に入ったものですから。」

ライダー人生において、世界選手権で優勝する以上に嬉しいことはありますか?
「望むことの頂点ですよね。ただ、2010年の優勝は僕にとって特別に嬉しいものでした。だって、二人目の子供の父親になれたんですから。父親であるってことも、大げさなぐらいに嬉しいもんですよ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gazzetta dello Sport 2010年12月27日

スーパーバイクって1日に2レースやるじゃないですか。
管理人なんかは、それでTV放送を見る気力が失せちゃうんですが…

2レースも興奮して見たら
鼻血が出そうな管理人に激励クリックPrego

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