MotoGP

J.ロレンソ:ロッシファンの態度の悪さについて

モトGP『ロッシファンはライバル選手らに敬意を払わない』




ミザノGPで勝利を決めたスペイン人ライダー、ホルヘ・ロレンソ選手が、今回は3位に終わったケーシー・ストーナー選手とのタイトル争いについて、「(35ポイント差は)まだまだ大きい。」と言いつつ、レースについては、
「自分のキャリアの中では一、ニをを争う良いレース。マシンは好調だったし、自分的にも絶好調でした。」と語っている。

「最初からトップを狙っていきました。実を言えば、ケーシーがギャップを埋めるのが上手くってね。でも、ここがチャンスだって思ってました。できるだけスピードを上げて行きましたよ。序盤はけっこう雨が降ってたもんですから、かなりスリップしてたんですけどね。
第10ラップまで来たら、すっかり安心しましたけどね。ボードには0.3って出ていたんで、さらにプッシュして、差を広げたんです。」

「タイトル争いに関しては、まだまだ複雑なままですね。絶対的に勝てるようになるまでは、タイトルは難しいでしょう。ストーナー選手は6勝してるし、35ポイントの差はまだまだ大きいですよ。
ほとんどの人から、諦めるなよ、プッシュし続けろよ、タイトル争いはまだ終わってないぞって言われるんですけど、僕としてはタイトルのことは考えていないんです。これからのレースを勝ってゆくことを考えているんであってね。確かに僕は総合2位だけど、タイトルの行方がどうなるか僕にかかってるわけじゃないでしょ。地に足をしっかり着けて、余計なプレッシャーなしに集中し、アラゴンでの勝利を目指さなければ。」

「ホンダ機のパフォーマンスが、ここ2〜3年でかなり良くなったのに対し、うちは最大限の大きな進歩がなかったですね。マシンは相変わらず安定していて、コーナーでのブレーキングは大きく進歩したけど、もうゼロコンマ何秒かがね。」

「ヴァレンティーノのファンは敬意を払わない。」

「気分を害してはいませんよ。ヴァレンティーノのファンも…たくさんいるわけだけど…彼が出した結果を目にした後、非常にスピードの出てるライバル選手達のことを尊重できないのは当然のことでしょ。
実を言えば、このスポーツがサッカーみたいな状態にならないでくれればって思ってたんですよね。つまり、僕を野次るファンもいれば、ストーナー選手を野次るファンもいるでしょ。多分、今までみたいにヴァレンティーノが表彰台に上がってたら、また違ってたと思うんですよ。彼のファンの態度って言うのは、時々、感じの良いもんじゃないって思いますけどね。」

また、ロレンソ選手は今回の勝利を、アメリカ人ライダーのウェイン・レイニー元選手に捧げたいと話している。レイニー氏は18年前にミザノサーキットで負傷し、それ以降、車いす生活を続けているのだ。
今回はヤマハがオートバイレース参戦50周年を記念し、レイニー氏をミザノへと招待していた。

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Diario AS 2011年09月04日




イタリア人に言わせると、スペインのレースで最初にスペイン人が
イタリア選手を野次り出したから、こっちもやり返すようになったんだ…と。

頑張って良い結果を出した選手には敬意を払おうよ…クリックPrego
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