MotoGP

2013アッセンGPこぼれ話

『2013アッセンGPこぼれ話』

motoit-assen-sapevate.jpg


★アンドレア・イアンノーネがモトGP機の電制システムについて説明した。
電制システム作業は本当に難しいんですよ。ほんの僅かな違いでも、コースに出たらマシンの挙動がもの凄く変わったり、その反対に、もの凄いモディファイをしたのに全然良くならなかったり。」
同選手によれば7月14日開催のザクセンリンク戦では『ドゥカティ・ラボラトリー機』で参戦するのだとか。ミケーレ・ピッロテストライダーが使用していたマシンで、ドヴィツィオーゾ/ヘイデン両選手によれば特に改善面は見られなかったと。

★厳しいシーズン序盤を経て、ブラッドリー・スミスがアッセン予選では今季最高の6位を獲得した。同選手は2014年もテック3と契約済で、「モトGPは予想していた以上に厳しいクラスです。」と話している。

★アッセンGP中、ドルナより2014のアジア杯開催が公表された。現在、ヨーロッパでKTMが実施している大会に酷似したもので、マシンはホンダ機、タイヤはブリヂストンが使用され、参加選手らに費用はかからない模様。衣料品も運営側より支給される予定。
10月14日(月)、マレーシア戦翌日のセパンで最大200名から参加選手22名を選抜し、2014年にはモトGPおよびSBKのアジア戦と同時に5〜6戦が行なわれる事となる。
同プロジェクトの責任者となるアルベルト・プーチ(ダニ・ペドロサの現マネージャー)は同分野において豊かな経験を有し、かつて運営していた『Movistar杯』は数多くの世界選手権ライダーを輩出している。
プーチ氏のコメント。
「非常に難しい挑戦ですね…あの辺りの国々にはモーターサイクル文化がない訳ですから。ただ、ドルナやホンダには豊富な経験がある。第1選考はあの辺りで常用されているホンダのスクーターで行なう予定です。8〜13馬力のものでね。」

★バルセロナ戦でホルヘ・ロレンソが使用したヘルメットが、レース後、オークションに出され27,101ユーロ(約350万円)で落札された。収益金は寄付される予定。同ヘルメットはダウン症女性がデザインしたもの。

★世界選手権史上、常に同選手権が開催されてきたアッセン・サーキットだが、この度、ドルナとアッセン運営陣の間で2021年までの開催契約が交わされた。

★今回のアッセン戦でカル・クラッチローが、モトGPキャリア初のPPを獲得した。
クラッチロー選手のコメント。
「もちろん嬉しいっすけど、今度、ホルヘ(ロレンソ)も参加してる時に“本物の”ポールを取ったらお祝いしますよ。」
なお、最高峰クラスの英国人ライダーPPは、2002年のジェレミー・マクウィリアムス(Proton 500 2T)がフィリップアイランド戦で獲得したのが最後。

★7月4〜5日、アルヴァロ・バウティスタ、ステファン・ブラドル、カル・クラッチローが、アルゼンチンの新サーキットでコーステストを行なう。同サーキットはドルナのたっての希望により来年のGP開催が予定されており、実現されたなら選手およびスタッフ陣が1ヶ月以上遠征を続ける事となる。
ステファン・ブラドル選手のコメント。
「バルセロナ戦後にアラゴンテストを行い、その後、アッセン戦…そしてアルゼンチンに行って、それからドイツ戦とアメリカ戦…この間、ヘルメットを被っていない時の方が少ないんじゃないかなぁ。」

★本来ならばドゥカティ選手らもアルゼンチンのコーステストに参加するはずだったが、同メーカーではミザノでの3日間テストに集中する事とした(7月2日チームテスト、7月3〜4日その他ライダー)。同テストでは車台の新パーツがテストされる予定。

★アッセン決勝レースではステファン・ブラドルがファーストローよりスタートした。最高峰クラスでのドイツ人ライダーのファーストロー獲得は、1998年チェコ戦でのラルフ・ウォルドマン4位が最後(当時はファーストロー4名)。

★2014年に向けホンダが100万ユーロのプロダクションレーサーを販売、また、ヤマハが80万ユーロのワークスエンジン・リースをする事は周知の事実だが、現在のところ、まだ契約は交わされていない。ホンダとはチーム・グレジーニの他、シト・ポンスやホルヘ・マルティネス、ミッシェル・バルトロミーが話し合いを持っている。

★アッセンGPの3日間、悪天候のせいもあり転倒は52選手にのぼった。2012年は48選手、2011年は78選手だった。
モトGPクラスでは総合ランク1〜3位選手(ペドロサ、ロレンソ、マルケス)が全員転倒したが、決勝レースでは皆無であり、今シーズン始めての事。
開幕戦から今迄での転倒数はマルケス選手が8回、ブラドル/イアンノーネ/クラッチロー選手が5回、バウティスタ/スミス選手4回、ペドロサ/ロッシ選手3回、ロレンソ選手2回、ドヴィツィオーゾ/ヘイデン選手1回となっている。
(Source:2013年07月01日Moto.it記事より抜粋)

こぼれ話と言えば、今回、2年半以上振りに優勝を決めたヴァレンティーノ・ロッシ選手なんですが…
前回の優勝の2010年マレーシア戦から数えて、なんと今回が46戦目だったんだそうですね。
いや〜さすが…隅々まで抜かりない…

と言うわけで…
んじゃ、締めは勝利のシャンパンを飲む『ロッシ蟹』で。



シャンパン飲んでもいいかに?クリックPrego
人気ブログランキングへ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP