MotoGP

ドゥカティ優遇措置の撤廃をドルナが検討中

『ドゥカティ優遇措置の撤廃をドルナが検討中』

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★数週間前よりホンダは、現在のレギュレーションによるとドゥカティが今シーズン1回も優勝しなかった場合、2016年にも優遇措置を受け続けられることを懸念し、MSMA(メーカー協会)で議論を戦わせている。

★現在のレギュレーションによれば、2016年、ドゥカティは以下の優遇措置を受けることとなる。
エンジン9基(他ファクトリーは7基)使用、シーズン中のエンジン開発が可能、ファクトリーライダーによるテスト回数に制限なし。

★リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCチームマネージャー)が、次のように語った。
「来季に向けて可決されたポイントシステムを導入するだけで済むことじゃないんでしょうかねぇ。
(※1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントで計6ポイントになったら次年度より優遇措置は受けられなくなる)」

★パオロ・チャバッティ氏(ドゥカティ・モトGPプロジェクトディレクター)は、
「原則的な問題ですよ…それは満場一致で決議されたレギュレーションでしょ。」

★ホンダとドゥカティの対立が続く中、ドルナ(※モトGP運営会社)が新レギュレーションを検討している。
ドルナ・スポークスマンのコメント。
「選手の1人が総合3位以内に入った場合、優遇措置を取り消すと言った規則でもって、2016年にドゥカティへの優遇措置を却下することも可能です。」

(2015年05月19日『Gpone』記事参照)


そうですねぇ…ヘレスGP辺りから、けっこう話題になってましたねぇ…

メルマガ25号 2015年 5月8日 発行】
2015年ヘレスGP内輪話

ドゥカティ優遇レギュレーション:ホンダ&ヤマハ&スズキ&アプリリアが大反論

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POSTED COMMENT

  1. SRX より:

    初めまして。
    いつも楽しく拝見させていただいております。

    まず自分はYAMAHAがタイトル争いをしているのを観るのが一番ですが。
    原文を読んだ訳ではないので、ブログの記事を参考にさせていただくと….

    ドゥカティ以外のメーカーは優遇措置が来年から無くなっても良いといっている

    ドゥカティはハードタイヤが使えないから不利だと言っている

    自分としては何だか腑に落ちないです。
    今、HONDA・YAMAHAの燃料は20ℓですから単純計算ではDUCATIは22ℓで20ℓに比べ110%の出力が出せるわけですから。
    現にデータ上ではトップスピードですらHONDAを上回ってるので。

    まあ、それでも優遇措置が欲しいってのならいっそ現状でハードタイヤ履かせて勝ってもらって、どんなに気持ちが良いかドビとジジに聞いてみたいもんですね。

  2. kents より:

    ドカはズルい様な気もするけど決まった事を後から覆すのは如何なもんでしょう。
    マルケスの前を走ると困るのは分かりますが。

  3. らっしー より:

    「今期絶対に勝つから来季からは、優遇措置なんていらないよ。」
    とか言えばカッコいいのに。 もう既に勝てるレベルに到達しているんだから。

    とゆーか、勝つのは時間の問題の状況下で
    今期一回も勝てない前提で来季からの優遇撤廃に反対するってみっともないよ。

  4. kai より:

    撤廃されたら今のような走りは出来ないって事でしょ。前戦のイアンノーネを見たら、個人的にはこのままでも良いかなぁと思いましたが。
    その場しのぎの規定を作る方がどうかと思います。

  5. Montagnya より:

    変なルールのおさらい

    ファクトリーオプション(ヤマハとホンダのみ)
    ・年間使用できるエンジンは5基。また、凍結されるためシーズン中の開発はできない。
    ・シーズン中のテストの回数に制限がある。
    ・使用出来る燃料は20L以下。
    ・基本的にハードとミディアムのリヤタイヤが使用可能。

    ヤマハとホンダ以外のファクトリー
    ・年間使用できるエンジンは12基まで。シーズン中の開発が可能。
    ・シーズン中のテストの回数に制限なし。
    ・使用出来る燃料は24L以下。ドゥカは3回表彰台を獲得したので現在22L以下。
    ・ミディアムとソフトのリヤタイヤの使用が可能。(ファクトリーオプションに比べワンランクソフト)
    ・ドライコンディションで3回の表彰台か2位2回、1回優勝をすると、燃料は22Lに制限される。
    ・ドライコンディションで3回優勝すると、ソフトのリヤタイヤが使用できなくなる。
    ※しかし、何度優勝してもエンジン基数の変更やエンジン開発・サーキットテストには制限が無いし、燃料も20Lにはならない。

    ファクトリーはエンジン1基は万一のためとっておく必要があるので、実質4基で回さなければならない。対して他は11基使用できるため、ほぼ3分の1の寿命で良い計算で、燃料も1~2割余分に使えるので、パワー的にかなり有利なはず。
    シーズン中のエンジン開発も可能だし、その上、これから開催するサーキットで事前テストまでする始末。いったいどれだけ優遇するの?という感じだし、来年も引き続きハンデが欲しいなど、いったい何を考えているのやら。

    いくらルールとは言え、こんな優遇を受けたメーカーが三冠タイトルのひとつでも取った場合は釈然としないものがあるので、ヤマハとホンダは意地でも頑張って欲しい。

  6. わかめ より:

    余りにもドカを優遇し過ぎでドカ以外の選手にフェアじゃないな
    スズキとアプリリアと同じカテゴリーなんて図々しいよ

  7. USK より:

    目先の成績だけを見据えるなら、批判覚悟で有利なルールに
    しがみつくのもアリかと思いますが、ドゥカティも市販車メーカー
    ですよね?
    しかも、販売車種の割合で言えばホンダヤマハよりもレースの
    イメージがダイレクトなメーカーだと思いますが、こんな
    みっともない真似をしてイメージダウンには繋がらないのかな?と
    不思議に思います。

  8. 修羅朱種酒 より:

    まさかドゥカティはこのまま1位をわざと回避して、優遇措置の恩恵に乗っかったままチャンピオン獲得狙っている
    んじゃないかと勘ぐってしまうwwww

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