MotoGP

バニャイア『フラッグ・トゥ・フラッグになって助かった』2021フランスGP

『バニャイア:フラッグ・トゥ・フラッグになって助かった』

★5月16日(日)、フランスGP決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が4位だった。

★バニャイア選手はグリッド16位スタートだった。

★なお、今回のリザルトにより、1ポイント差で総合2位に降格した。

★バニャイア選手のコメント。

「まぁ、楽なレースだったとは言えないでしょうね。ドライの時はマシンがちょっと不調で、実際、順位を落としてしまってたから。
雨雲が出てきたんで『どうかフラッグ・トゥ・フラッグになってくれ』って、祈りまくってました。実際に、降り出した時は嬉しかったですねぇ。」

【ロングラップ・ペナルティについては?】
「ミスってしまいました。制限速度は守ってる思ってたんですが…時速63キロで走ってたって伝えられて…(※制限速度は時速60キロ)。それで、2回ロングラップ・ペナルティになってしまったんです。
まぁ、それで長く楽しい追い上げ道中となったわけでね。4位になり、獲得ポイントではクアルタラローより3ポイント少ないだけで済みましたけどね。」

【FP/予選セッションの時に、表彰台争いのチャンスを失ってしまったと思う?】
「今週末、ウェットではずっと良い感じだったんですが、ドライだと金曜日からずっと苦戦してしまい…今日も、ちょっと上手く機能しないことがあったもんだから。
スタートも最悪だったんですよね…序盤ラップで苦戦してしまい、クラッチの調子がちょっとおかしかったんですよ。
確かに後方スタートではあったけど、それ以外の問題もあったんで。とにかく、初めてのフラッグ・トゥ・フラッグだったんですが、けっこう楽しめました。」

【しかし、FP2でソフトタイヤでトラブってしまい、その結果、予選1行きとなり、予選2への昇格も叶わなかったわけだが…】
「実際、FP2セッション序盤では速かったですからねぇ。でも、いずれにせよ、エンジンブレーキとクラッチがきちんと機能してない感じで…今日のレースでも、まさにそんな感じだったんですよ。
さいわい、雨になってくれたんでマシン交換ができました。データをじっくり検証して、何がきちんと機能してなかったのか探り出さないと。
ウェットでの出来に関しては満足してます。去年、ウェットでは苦戦してましたからねぇ。」

【しかし、ポルティマオでも今回も、上位スタートならば優勝も可能だったのでは?】
「そうは思います。だから、もうこう言うことがないよう頑張ってるところなんですよ。ポルティマオと今回の2戦は良い勉強になりましたね。
とにかく、2回ロングラップ・ペナルティを受けたことを思えば、4位ゴールは上出来でしょう。」

【現在、ドゥカティvsクアルタラローの対決になっているが…タイトル争いは同じマシンの選手との方が良い?違う方が良い?】
「ドゥカティ機が上位に多く入るのは良いことですよね…励みにもなるし、自信も出てきて、助けになってくれるから。他の選手のデータを検証できるって言うのは、助けになりますからね。
ただ、どこのマシンに乗っていようと、参戦している選手全員を倒さなければならないわけで…そこに違いはありませんね。」

【F1のハミルトン&ボッタス組はハミルトンが1位〜2位ばかり、ボッタスが3位ばかりと言うコンビだが…ミラー選手が2連勝している現在、バニャイア選手としてはボッタス選手のようなチームメイトが欲しいと思う?】
「ハミルトンとボッタスは2人とも偉大な選手で、ハミルトンがとにかく最強だからボッタスが優勝できないだけでしょ。
ミラーがチームメイトで僕は最高ですよ。自分が成長していく励みになりますからね。」

(参照サイト:『Moto.it』)

なぜ今年のドゥカティ機はこんなに強いのか?って話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. 774RR より:

    この人はチャンピオン取るだろうね、いつか。大物の雰囲気が出てる、目が据わっていて、落ち着きもある。他の若手ライダーとちょっと違う感じがする。

  2. THE 毒ター より:

    Moto2時代に、もてぎで「ペッコー!」って手を振ったら、下を向いて恥ずかしそうに「チャーオ」って言ってくれたのはいい思い出

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