『バニャイア:こう言うレースが必要だった』
★10月15日(日)、インドネシアGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、決勝で優勝した。
★土曜スプリントのリザルトにより総合首位をホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)に奪われ7ポイントの差をつけられたが、決勝リザルトでは18ポイント差をつけて奪還した。
★マルティン選手は決勝で首位に立ち、バニャイア選手とは3秒差と言うところで転倒リタイアした。
★前回の日本GP終了後、バニャイア選手は、
「残りのサーキットは全部好きなんですが、多分、インドネシアだけはイマイチなんですよね」と言っていた。
★バニャイア選手がゴール直後のパルクフェルメで、次のように話した。
【チャンスを上手くつかみ取り、見事なレースだった…】
「うちは本当に頑張ったんで。グリッド13位スタートから全力で走っていたら、マルティンが転倒したのが見えたので、僕はタイヤを上手く温存するようにしつつ(レースが)どう展開していくのか様子を見ていました。
チームの皆と、そして、僕の素晴らしい彼女に感謝したいです。」
★その後、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
【本当に見事なレースだったが…】
「こう言うレースが必要だったんですよ。チームに感謝して来ました…電気関係のスタッフ陣には特に。
今朝、その点について1つステップアップでき、おかげでプッシュできるようになったんです。
僕ら、本当に頑張ってきたもんですから…誇らしい気持ちです。」
【本当に嬉しそうで…】
「僕はいつも、僕のことを大切にしてくれる人達にそばに居てもらうようにしていて…実際、そう言う人達がたくさんいるんです。僕は恵まれてるんですよ。
土曜スプリントの後、ストレスをたっぷり発散させてもらえました。チームや家族、ヴァレ(ロッシ)、カルロ(専属トレーナー)、ドミツィア(婚約者)やうちの姉と話しまくってね。
僕がベストを尽くせない時は、いつもドミツィアが叱り飛ばしてくれるんです。あと、他の話題なんかもあって…昨日、ドミツィアが買い物した話をしてくれたんですが、夜、寝る前に、ふと、『僕にも、そんな感じのリザルトが必要なんだ』って思って…。」
【レースについては?】
「ヴィニャーレスにかけたオーバーテイクが凄く良かったですね…あれは嬉しかったです。
最終ラップで減速したのは、目の前に誰もいなかったんでタイヤの右側が逝ってしまってたんです。」
(参照サイト:『Moto.it』)
やはり最新機はデータ不足で不利だったのか?って話は、note『2023 インドGPまとめ』でどうぞ!
スプリントで惨敗しただけではなく、ポイントリーダーを奪われたことで良い意味で開き直れたみたいね
残り5サーキットで実質は10レースもあるうえに移動しながら3連戦
マッチレースの展開だけどDUCATI同型同士で性能のアドヴァンテージは無く、繊細なセッティングとライダーの技量が勝負の分かれ目になりそう
ワンメイクレースなりの楽しみ方を知るにはちょうど良いね
落ちないと浮上できないんだよね。
それで最後まで接戦になるから面白いっちゃ面白いんだけど。
最後まで盛り上げてくれるかな?
去年はクアルタラロとの直接対決がほとんどなかったから、
今年はこれからガチンコのトップ争いが見たい。