『中上貴晶:日本とヨーロッパをつなぐ開発ライダーとは?』
★8月29日(木)、ホンダLCRがソムキャット・チャントラ(25才、タイ出身、モト2参戦中)と、1年契約を交わしたことを公表した。
前任のタカアキ・ナカガミ(32才)は、2025年よりホンダHRCの開発ライダーとなる。
★ナカガミ選手が次のように話した。
【来年から、ホンダの開発ライダーとなることが公表されたが…】
「色々と新しいことがあるでしょうねぇ…日本とヨーロッパでのテストをたくさん行わなければならないし、ワイルドカード参戦も2回ありますから。
ホンダにとっては確実に、かなり大きな変革になるでしょう。
現状のまま続けていくことはできないって、分かっていたんですが…そうしたら、ホンダからこうしたオファーが来たんです。ほとんど悩まず、速攻でOKしました。
僕の第一目標は日本でのマシン開発がもっと早く進むよう、ホンダをサポートすることですね…現状について、ホンダ側からきちんと説明してもらったものですから。」
【現役引退を残念に思う?】
「実は、(テストライダーだと)けっこう役に立つことができるんですよ…特に何名かのエンジニア陣とは直接会話ができるだろうから、諸々の進行が早くなるでしょう。
僕としては、けっこう刺激的なんじゃないかと思ってます…新たなキャリアとしてね。僕は本当に満足してるし、チャントラがチャンスを掴めて良かったと思ってます。
エンジンがトライアンフになってからのモト2機には乗ったことがないけど、けっこう別物らしいじゃないですか。僕の経験を駆使しつつ、(チャントラの)助けになれたらと思ってます。」
【貴方は、日本とヨーロッパをつなぐ架け橋のような存在になると言うこと?】
「そうですね。今はまさに、そう言う存在がいないんで…僕が実践例になるわけです。
現在は日本でのテスト結果に関する情報で、ヨーロッパの方に入ってこないものもあるんですよ。日本では懸命に作業を進め、テストもかなり行ってるんですが…それに関する情報が、こっちに入ってこないんです。
サーキット現場で働いてる人間は、今、なんのテストが行われているのか知らないんですよ。そう言う面において、僕が大きな助けになると思います…仲介役として、欧州チームともつなげていけるでしょ。
今はまだ正確な計画は知らされてないけど、忙しくはなるでしょうね。」
【ホンダ陣営を離れて、現役を続けようと思ったことはある?】
「難しいですね…僕はずっとホンダ陣営にいたんで。
(ホンダ機)かつては世界最高だったと思うんですが…今は違いますよね。もしかしたら、僕らで復活させることができるかもしれない…早々には無理でしょうけどね。容易なことじゃないから。
でも、頑張りますよ…日本サイドでは、多くの事柄が変わってきてますからね。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
お疲れさまでした。
だけど、この先のHRCが心配…
このメンバー達で今後、世界と戦えるマシンが開発できるのか
7年間いて表彰台0。PP1度のみ・・・・・応援はしてたけど。HONDAはテストライダーではなくて開発ライダーが必要なんじゃないのかな?
現場で開発が何やってるのかわからない仕事がうまく回るわけがないなあ。今はZOOMでも会議できるのだから、定例の情報交換の場も必要かと。
あとF1とかはテレメタリーで日本でもリアルタイムにエンジン見れたりするんじゃなかったでしょうか?そのへんの技術も取り入れると強みになりそうな気がします。
Moto2でチームアジアに移籍してから良くも悪くもホンダに振り回されたキャリアでした
怪我無く引退できるよう最後までご安全に
中上さんのコメントにすごい違和感
開発の情報が回ってこないって部分
DUCATIはジジが毎レース来てるのにホンダは開発の人間が現場に来ないってことなのかな?
架け橋になることは重要ですけど、人を引っ張り出してくるくらいの立ち回りが必要なのかも。
ホンダ本社は意図的に現場に情報を回さないようにしてるって事?
これやばくない?