『エスパルガ:大きく一歩前進し、ちょっとヤマハ機っぽい感じ!』
★3月7日、カタールテスト2日目でアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が3位だった。
★エスパルガロ選手のコメント。
「まだテストですからねぇ。レベルはかなり高くて、たった2日かで、皆、かなり速くなってるんですよ。
僕は好タイムが出せたし、ペースも良いです。うちは大きく一歩前進って感じですかね。でも、あまり夢は見ないようにしてるんですよ。2020年も大喜びした後、けっこうショックだったから。
でも、戦闘力が上がってきてるし、成長はしてますね。」
【去年と比べて、なにが変わったの?】
「去年はコンスタントにトップ10入りできるようなバランスを探り出すことができなかったけど、今は大きくが変わった感じで…レースシミュレーションをしたら、1分54秒台を何周も出せたんですよ。
去年より、良い仕上がりになってることは確かですね。去年に比べ、マシンは大改革されたわけじゃないんですが、細かい箇所がけっこう変わっていて大きな影響を出してくれてるんです。加速がけっこう改善されたんですが、スピードはもう少しかな。とにかく、良い荷重バランスを探り出して、マシンがもっと機敏に動けるようにしないと。
これまであったチャタリングはなくなったんで、その辺がポジティブですね。とにかく安定感を出す方向に進んでますよ…少し、ヤマハ機っぽいかな。
一番大きな進歩は安定感と加速ですね…あまりウィリーしなくなりましたよ。」
【今年は期待できそう?】
「ヘレステストを経て、今回のカタールの2日間がこんな感じだから…まぁ、確かにちょっと夢は見てしまいますね。アプリリアでは冬季間中、懸命に作業を進めてくれてたし。
僕は楽観的にかまえてます。トップ陣に迫っていけてるし、1周タイムだけじゃなくペースも良いですから。けっこうポジティブな気分ですよ。
僕は3年前からロマーノ(アルベジアーノ、テクニカルディレクター)にプレッシャーをかけてきたんですよ…マシンをもっと軽くして欲しいって。その点に関し、物凄い作業をしてくれて、トラックで走っているとブレーキングなんかで物凄く実感できますよ。
マシンの動き自体は、いまだちょっと重いんですよね…安定感が増し、エアロダイナミクスの圧が凄いもんだから。去年はマシン重量のせいで、加速時に0.1秒ロスしてたんですよ。でも今年はかなり改善されてるんで、やる気がグッと出ますね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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やっとスタート地点なのかな?後は優秀なテストライダー来て欲しいですね
ヤマハに乗ったことあったっけ??
CRTでデチューンエンジン載せてなかったっけ?
フォワードレーシングのときがヤマハ機で、この年がキャリア最高位でしたねぇ。
フォワード・レーシングの時にYAMAHAから提供受けてたはず
加速は改善されたがスピードはいまいち、との弁ですが、2日目のタイムシート上の最高速339km/hを記録しライバルに対し著しく劣るものではなくなったのでは?
ドゥカティ勢、特にザルコは351km/hを記録し、頭ひとつ抜けたパワーを示していますが…