『ドヴィvsクアルタラロー:ヤマハのマシン開発は…』
★5月1日(日)、スペインGP(ヘレス)決勝でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF、36才)が17位(+35.204)だった。
★今シーズンここまでのリザルトは、14位/リタイア/20位/15位/11位/17位である。
なお、現在、総合20位(8ポイント)に就いている。
★5月2日(月)のヘレステストでは新マテリアルもほとんどなく、荷重配分や各種セッティングを試していた。なお、ファクトリー両選手には新スイングアームが用意されていたので、両選手がOKを出したならば、いずれドヴィツィオーゾ選手にも提供されるだろう。
★ヘレステスト後のドヴィ選手のコメント。
「精神的にキツいですね。」
【ファクトリー両選手が試していた新スイングアームについて、どう思う?】
「(以前よりドヴィ選手が問題視しているリアタイヤの)グリップを改善するには、あまりにも非力すぎると思います。(グリップ改善には)こう言う変更ではなく、精製作業が必要なんですよ。
ただ、今回のテストでそうした大掛かりなことを試す準備はできず…だから、今回のテストは僕もあまり期待してなかったんで。
しっかり取りかかるとしたら、時間のかかる話ですからねぇ。
大々的な変更が必要なんで、まず、そう言う変更をする気があるのかどうかを決めないと。具体的にどんな作業になるのか、誰にも分からないんですからね。
とにかく、腰を上げる必要があるんですよ。だから、まずはそう言う意思があるかどうかなんですよね。」
【ヤマハの日本人エンジニア陣とは話してみた?】
「話もしたし、そう言う方向に進むよう圧もかけてみました。まぁ、どうなるでしょうかねぇ…今のところ、回答はないんですが。
(ヤマハ側は)ファビオ・クアルタラローの要望の方に集中していて…まぁ、いいんですけどね…今年もタイトル争いをしている選手なんだから。
現時点でファビオが必要ないって思うものに、エネルギーを費やすことはないわけで…気持ちは分かりますよ。」
★ヘレステスト後、クアルタラロー選手が『Autosport』のインタビューで、次のように話した。
「ヤマハの他の選手が苦戦していたとしても、僕には関係ないことだから。僕は自分の方の問題をどうにかしないと。」
★最近、リン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)が、『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
「今シーズン序盤の6戦終えた時点で総合首位に立てるなんて、ちょっと驚きですね。ライベル陣がもっとコンスタントに結果を出してくると思ってたんで。
これもファビオのおかげですよ。」
★ヤマハはムジェッロGPに向け、新エアロダイナミクスを用意している模様。同トラックはトップスピードが重要であり、まさにそれはクアルタラロー選手が昨年より切望しているものである。
★スズキのモトGP撤退により、ジョアン・ミールのホンダ移籍が濃厚になっており、クアルタラロー選手がヤマハと契約更改することはほぼ確実の模様。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ヤマハ機に足りないのは『トップスピード』なのか、それとも『グリップ』なのか?って話は、note『2022 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
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スズキの公式発表も出たことですしクアルタラローは残留の流れでしょう。
結果の出てないドビには厳しい情勢になりましたが何とかトップ10圏内で戦うところを見たいです。
誰が乗っても速いバイクといえば
RC211V
↓
YZR M1
↓
DESMOSEDICI
GP21~
ドヴィちゃんって良い時期に一番良いマシンに当たらないね…
ドビさんは、なんだろう、v4からインライン4の難しさなんかな?
多分、素人には想像つかないくらいv4とインライン4の乗り換えは難しいんだと思う。
これからの時代、マシンの乗り換えはかなりのギャンブルなんだろうな。
その点、ミラーがホンダを乗りこなせるのか?
ロレンソみたいに大きな転倒での怪我とか怖いよ。
>ドヴィちゃんって良い時期に一番良いマシンに当たらないね…
いやいや特に2018年なんかは明らかにトップスピードでHONDAにアドバンテージあったし
なんだかんだランキング2位3年連続だから
マルケス居なきゃ3連覇チャンピオンでもおかしくないマシン乗ってたよ
マルケス吹っ飛んだチャンスシーズンにタイヤ変更が来て全く対応できず
2020年が終わったあたりめぐり合わせというか単に運が無いんでしょう
ワークスからサテライト行くっていうのはそういうことですよね。それがファクトリー契約でも。