『エスパルガロ:優勝したも同然…僕はタイトル争いをしていける』
★6月26日(日)、オランダGP決勝でアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)がファビオ・クアルタラローの転倒に巻き込まれて15位まで降格したが、その後、追い上げ、最終ラップの最終シケインで2選手をごぼう抜きにして4位でゴールした。
★総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(172ポイント)、2位アレイシ・エスパルガロ(151ポイント)、3位ザルコ(114ポイント)、4位バニャイア(106ポイント)
★エスパルガロ選手のコメント。
「最近、オーバーテイクって言うのはSBKだけの話で、モトGPではもう無理だって言われてるけど…そんなことないってとこを証明しましたね。
今日の僕のマシンは別次元で、物凄かったんですから。本当に残念ですよ…今日なら優勝も可能だったでしょうからねぇ。僕としては優勝したも同然ですけどね。
残念ながらファビオがミスってしまい…僕はこの両腕で踏ん張りましたよ。けっこう土があったから転倒しそうで怖かったけど、でも、なんとか再スタートが切れました。」
【印象に残ったオーバーテイクは…?】
「どうですかねぇ…とにかく、かけまくってたから。ミールとザルコのことは瞬時に抜いて、コーナー1ヶ所で2選手ごぼう抜きって言うのもありましたよね…。
目の前にヴィニャーレスの黒いマシンの影が見えてきたんで、表彰台が近いと思って最強プッシュをしてました。なにがなんでもコースレコードを塗り替えてやろうと思って。」
【クアルタラロー転倒に巻き込まれた時の心境は…?】
「今回のレースは落としたな…って思いました。でも、好リズムを刻めるようになってきて…8〜9位になった時、『転倒のリスクがあったとしても、やってやろうじゃないか』って思ったんですよ。
あいにく、優勝は逃してしまったけど…今日はイケると思ったんですけどねぇ。
誰のことも見ないようにして、ダッシュボードを見ながらタイム調整し…できるだけコンスタントに走るようにしてました。1分32秒後半で走り続け、前に誰もいない時は1分32秒5ぐらいまで上げ…なかなかのタイムでしょ。ディスプレイに1分32秒5って数字が出た時は、笑顔になってしまいましたね。
もう僕には失うものはないって思いつつ…前の選手らには、まだちょっとあるよなぁ〜って思ったりして…。
今シーズン序盤から『うちはコンスタントだから』と言ってきたけど、『速くもなってる』と思ってたんですが…今日はそれを証明しました。
僕はタイトル争いをしていけるでしょうね。」
【スタート前は優勝できるリズムは出てると思っていたの?】
「速いことは速かったけど、でも、ファビオやペッコ(バニャイア)と勝負できるほどではなかったですね。
でも、スタートしたら、すぐに良い感触になってきて…マシンが燃料タンク満タンでも戦闘力が高かったんですよ。それで、ファビオを攻めていけるって思って。
アグレッシブな走りをしつつ、高速シケインでファビオを抜き…リズムは最高でしたね。」
【クアルタラロー選手のオーバーテイクについては…?】
「ファビオはフェアーな選手で、後汚いことはしないタイプだから。
もしあれが他の選手だったら、多分、ムカついてたと思います。でも、彼はフェアーなタイプだし、謝罪にも来てたんで…あれは誰にでも起こり得ることでしょうね。」
★なお、クアルタラロー選手はエスパルガロ選手を転倒に巻き込んだ件で、スチュワードパネル(審判団)より次のシルヴァーストン決勝戦でロングラップペナルティを科せられた。
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter)
スズキ機のダッシュボードは周回数を表示できるが…って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
(2024/11/22 08:33:11時点 Amazon調べ-詳細)
アレイシはこれでカタルーニャの悪夢を乗り越えられたでしょう
良い夏休みだね
オーバーテイクに関しては予選がガチガチで
ほぼレース順位通りの実力順に落ち着いているだけなように思えてきたよ
アレイシ凄い。ファビオが強引にインに飛び込んだ時に若干避けてたことが転倒せずに済んだ感じ。
転倒後に怒りを出さず、フロント切れ込ましながらもの追い上げは見事でした。
ファビオも今日のアレイシは手強いと思って強引に飛び込んだのかな。辻本さんも言っていたし!誰がみても無理すぎたったもんね。
アレイシもmoto2小椋選手もものすごい追い上げで、見ていてワクワクしました。
moto3佐々木選手も冷静なレース展開で優勝し、どのカテゴリもーも最後まで楽しめるレースでした
ゾーンに入っているような走りでしたね。
しかし、これが毎戦できるわけではないだろうし、
本人の言うとおりイチかバチかな走りだった。
クアルタラロやバニャイアに比べたら楽しい夏休みだろうが、
集中は切らさないようにしないと、後半戦一気に落ちる可能性もある。
今年決めないと来年はコンセッション切れで
KTMのような状態になる可能性もあるし、
色々な重圧に勝っていけるかな!?
凄い走りでシビれたレースだった。
往年のマルケスみたいに一人だけ別次元だった。
ヤマハの3台は悪い意味で別次元だった。
アレイシ、あれでよく転けなかったな
今回のクアルタラロへの次戦レース決勝でロングラップペナルティが科されたことで、余計、中上へのペナルティが全くないのに意味が分からなくなりました。
明確な基準がない。
中上が悪いのではなくスチュワードパネルが良くない。
こけないのも今の実力。
冷静に対処したところが、今までのアレイシと違うところっすかね!
怒涛の追い上げより、あそこでリタイアしなかったことの方が興奮しました!
moto3、moto2含め全てがスペクタクロな週末、久々でしたね^^
中上はこけてから他者に接触してますが、クワルタラロは接触して巻き添えにしてるのが、両者の違いでしょうか、
とくに最終ラップ、コーナーの2台抜きは凄かった
やっぱ初優勝してから意識が変わってきたよね
いい意味で欲がでてるし、トップライダーには必要な資質
オンボード見たけどアレイシまさに鬼神の走りだった
休養中の某ライダーと違って他のライダーのラインを塞いだりやぶつけたりとかもなくクリーンなパッシングで
少なくとも今回に限ってはレジェンドライダーたちに混じっても遜色ない走りだったと思う
アプリリアは本当にいいマシンを作ったなあ
シケインの3ワイドでの侵入はしびれた。接触後の追い上げも単に鼻息荒いだけでなくタイムマネジメントできてて、ハプニングにも対応できることを示した とにかくマシンが軽く快適に乗ってるよう。ダウンフォースも効いてるようだし