『マルティン:歴史に名を残そうと思ったら、プライベートチームでタイトルを勝ち取るしかない!』
★2023年のモトGPシーズンでホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)は、プライベート選手ながら最終戦までフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)とタイトル争いを繰り広げ、最終的に39ポイント差で総合2位となった。
★ドゥカティファクトリーのもう1人の選手であるエネア・バスティアニーニは負傷による欠場が多く、シーズン終盤に決勝1勝したものの、結局、総合15位(84ポイント獲得)で終わった。
このため、2024年シーズンは同選手の代わりにマルティン選手をファクトリー昇格させる可能性が浮上したが、既にバスティアニーニ選手と契約更改済みだったため据え置きとされた。
★最近、マルティン選手が『Dazn』のインタビューで、次のように話した。
【交際中のマリア・モンフォール・マトゥテス嬢が、精神的な支えになってくれているそうで…】
「知り合った時から、物凄く支えになってくれる人だって感じて…彼女のお陰でモチベーションが爆上がりするんですよ。
でも、僕が好結果をを出して驚かせてやりたいって思っても、彼女の方はどうでも良いみたいで…。
上手くいかなかった日は電話してきてくれて、良いアドバイスとかしてくれるんですよ。
本当に頭が冴えていて…今は公私共に、僕の一番のサポーターですね。」
【2022年に貴方はバスティアニーニ選手とファクトリーシートを争い、敗れてしまったが…】
「あの年、エネアはカタール開幕戦で優勝し、明らかに良いスタートを切ってましたからね…僕も各セッションで頑張ってはいたんですが。
でも、その後、厄介なレースが続いてしまい…フィーリングは掴めないし、マシンは上手く動かないし。それで、色々と改良していくことにしたんです。
舞台裏では、(ドゥカティ側が)エネアをファクトリー昇格させようと交渉してたそうで…僕は知らなかったんですけどね。」
【2024年もタイトル獲得を目指す…】
「歴史に名を残そうと思ったら、唯一、プライベートチームでタイトルを勝ち取ることだけでしょ。
今、僕にはそのチャンスがあって、しかも、ドゥカティがそう言うチャンスを与えてくれたわけなんだし…
それが可能だってことを僕は証明しているのだから、最後の最後まで戦っていきますよ。
最終戦までタイトル争いをしたって、それほど話題にはされないものでしょ…でも、うちはプライベートチームで、それをやったんですからね。
僕は世界タイトルを取るには、最高の立ち位置にいると思うんですよ。
チームと約束したんです…このチームでチャンピオンになるって。とにかく、それしか考えてませんから。」
★2024年のマルティン選手のリザルト次第では、2025年にドゥカティファクトリーに昇格する可能性が高い。それが無理な場合、他メーカーへの移籍も有り得るだろう。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
バニャイアとマルティンの違いは何か?…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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