
『2025 アルゼンチンGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★3月15日(土)、アルゼンチンGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★上位3名の間で競り合いはなく、けっこう退屈なレースだった。しかし、後方はけっこうな競り合いになっていた。
★ファーステストラップで1分37秒台を記録したのは兄マルケス(1’37.706)、弟マルケス(1.37.719)、ザルコ(1.37.858)、バニャイア(1.37.966)のみ。
★ポイント圏内はドゥカティ5名、ホンダ2名、アプリリア1名、KTM1名、ヤマハ0名。
★ルーキー陣は15位オグラ、17位チャントラ、19位アルデゲル。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。3レース連続優勝。スタート直後からゴールまで首位を固持。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは3位(VR46ライダーズアカデミー)。3レース連続3位。上位2名に大きく引き離されてもいないが、それほど迫ってもいない。今のところ、過剰な無理もせず、ミスもせず、良い兆候ではあるが、とにかく、チームメイトの方が常に速い。全12周で兄マルケス選手と3.8秒差(※1周0.3秒差)。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。3レース連続2位。ある時点で兄マルク選手0.3秒差まで迫り、抜こうとしているようだったが実行はされず、反対に引き離された。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは19位(昨年はモト2総合5位)。転倒し、再スタートした。
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは7位(VR46ライダーズアカデミー)。
★ホンダ
4位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。グリッド3位だったが、スタート直後に5位に下がり、その後、追い上げた。今年は活躍しそうである。
チームメイトのソムキャット・チャントラは17位(昨年はモト2総合12位)。
8位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは13位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
★アプリリア
6位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。グリッド9位から追い上げ。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリはリタイア(昨年はドゥカティ機)。ホルヘ・マルティン代役。マルティン選手は、しばらく欠場。
15位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、昨年はモト2総合首位)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは16位。
★KTM
9位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。序盤は強い走りをしていたが、徐々に後退。
チームメイトのブラッド・ビンダーはリタイア。第1ラップでモルビデッリ選手と接触し、転倒。モルビデッリ選手に処罰はなし。
14位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。グリッド21位から追い上げた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは18位(昨年はアプリリア機)。19位(最下位)のアルデゲル選手は転倒し、再スタートしている。
★ヤマハ
10位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。好スタートで第1ラップでは4位に就いていたが、徐々に後退した。
チームメイトのアレックス・リンスは12位。
11位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラはリタイア(昨年はアプリリア機)。アルデゲル選手の転倒に巻き込まれて転倒。アルデゲル選手は再スタートした。なお、オリヴェイラ選手は鎖骨に問題はないようだが、胸鎖関節部に問題があるかもしれないのでCTスキャンのため病院へ搬送された。
『2025 アルゼンチンGP モトGP スプリントリザルト』
『2025 アルゼンチンGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
アレックスの進化がみれた。右コーナーなんかも同じスピードでプッシュしてる兄貴よりリアの動きがスムーズで決勝で勝てる可能性出てきた。
上位に競り合いがなくけっこう退屈なレースだった
その通りで…後ろは順位も結構入れ替わり接触転倒あったりで見所多かったのにね
ミルとアコスタのバトルはもっと観たかったので中継に少し不満
ペッコは去年を反省して勝てない時は無理せずポイントキープに切り替えてるのだろうけど…
解説でタディが言ったように自分からマルケスに握手求めたり、少し現状を受け入れ過ぎにも見えるね
もっと怒り、不満を表した方がいい
ホント、ザルコは安定感のあるライダーになったねぇ
アレックスは覚醒しまくりだね。途中、兄より速い瞬間が所々見られて、タイヤの使い方次第では上回れる局面が出てきそうに見えた。
長丁場の決勝ではチャンスありとも見ました。
ペッコは自分から握手求めに行ったのは自分も違和感ありました。
現状はちょっと届かないので我慢の体制なんだろうけども、このままずっとの可能性もありそうだぞ。
小椋選手はスプリントでもスタートから挙動が荒れてたね。決勝はセッティングを大きく変えるとかしないと、このコースでは無理な気がする。
ホンダは大躍進!ザルコ大先生、おめでとう!
来年のシートに向けての駆け引きが始まってると思うけど、マリーニを出してワークスでいいと思うぞ。