『ビアッジ:ロッシは最もフェアな選手ではなかった…』
★マックス・ビアッジ(50才)は1992年に世界選手権250ccクラスのフル参戦を始め、1994〜97年に同クラスで4年連続タイトルを獲得。
1998年にホンダから500ccクラスに昇格、同年を総合2位で終えた。
2000年にヴァレンティーノ・ロッシ(42才)が500cc昇格をすると、イタリア人同士と言うこともあり、国を二分するほどの壮絶なライバル関係となった。
★最近、ビアッジ元選手が『BBC』のインタビューで、当時のロッシ選手とのライバル関係について次のように話した。
「(ロッシは)全選手の中で、もっともフェアなタイプと言うのではなかったね…フェアなスタイルではなかったから。
とにかく、ほぼ20年間、ビッグリザルトを獲得することが出来てはいたけどね。
何シーズンにも渡り、2人で対立し続けて…ライバル関係だったもんだから。同国人だったんで、どんどん敵対関係が大きくなっていってしまってね。
ロッシと同じトラックを走っていると、最後がどうなるのか見当もつかないんですよ。弱点のあまりないタイプのライダーで…まぁ、ああ言う才能豊かなライバル相手に戦うって言うのは、いつだって良いもんでしたけどね。
ロッシと言うのはは、様々なライディングスタイルを取り入れることができるライダーだったんですよ。
ブレーキングが最強で…あと、ウェットコンディションでも悪くなかったしね。
(2001年の)フィリップアイランド戦で、0.013秒差で負かされた時のことは良く覚えてますよ。
僅差で負け…まぁ、素晴らしいレースだったね。よもや最終ラップでオーバーテイクをかけられるなんて、思ってもいなかったもんだから。結局、僅差で2位になってしまって。あれはアドレナリンが出まくりだったから…ああ言うツイてない日でさえ、結局は素晴らしい一日でしたよ。
何千人もの人間が、ああ言うロッシの姿を見て、ビッグバトルを楽しめたわけでねぇ。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
ロッシが「キャリア序盤の時、この10年間と同じぐらい努力していたら…」…って言った話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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鈴鹿のホームストレートでのロッシへの危険行為は忘れませんぞ。