MotoGP

マルク・マルケス:オースティン&ヘレス、パフォーマンス差を釈明

今年のプレシーズンテストでは、常に絶好調だったマルク・マルケス選手。
今回のヘレス・テストのみ、珍しく上の方で名前をあまり見ませんでしたが…
ご本人は、こんな風に説明しとります。


モトGP『マルケス:オースティン&へレス、パフォーマンス差を釈明』

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★今年、モトGPクラスに昇格したばかりのマルク・マルケスに大きな期待が寄せられている。昨年のヴァレンシアテストから第2回セパンテストに至るまで常に上位4位以内に入り、その後のオースティンテストは参加した全選手にとって未知のコースであったが、そこではペドロサ/ロレンソ/ロッシを押しのけ全日程で首位タイムを刻み続けた。

★しかし、最終テストとなった先のヘレスでは初日のウエットでは3位、2日目は首位ロッシと1秒2差で7位、3日目は首位クラッチロー(テック3)と0.6秒差で5位となり、総合6位でステファン・ブラドル(ホンダLCR)の後ろに付く結果となった。

★マルケス選手が『MotoMatters.com』で次のように釈明している。
「当然じゃないでしょうか…僕にとってはあそこでの初ドライだったし、最初、モトGP機に最適な走行ラインを見つけるのに少し苦労してしまって…以前はモト2スタイルのライディングで走ってたわけですから。少しずつラインを学んでいったら少し良くなったんですが、ギリギリ35周回走っただけで…セットアップ作業をしなければならなかったんです。

多分、モト2機だともうちょっと長くマシンを倒してるんじゃないかなぁ。モトGPの方は…最初は同じラインで走ってたんですよ…コース・グリップがそれほど良くなくて、かなりスリップしてたんで。多分、スピードも出してないのにかなり危ない橋を渡ってたんじゃないかなぁ。

【エミリオ・アルツァモーラマネージャーが助けていたのでは?】エミリオマネージャーはずっとコース際にいてくれたし、データも見ながらコーナー毎に僕のライディングスタイル作りをしていったんですよ。まず序盤ゾーンに集中し、次のゾーンはもう少しソフトに心がけて…コース・グリップがいまいちの時に無理矢理アクセルを開くのは良くないですよ…アグレッシブに行き過ぎたりしたら最悪ですね。

【ウエットではブリヂストンタイヤもグリップ面では時間が若干かかるし…】違うんですよね…ブリヂストンタイヤだとかなりプッシュできるし、タイヤにかなりの信頼を感じるんです。グリップがかなり高いからなんですね。コーナー立上がりでも食いつきは最高だし…ミスっても電制システムが助けてくれるんだって思えるのがライダーにとってはより安心だし。ウエットコンディションではもっと上達できるでしょう…確かに最速ラップは1回しかできなかったんだから、持続性は大したことなかったわけだけど。ウエットでは初めてだったんだし、特にタイヤがモト2とは大いに違うんだってことが分かりましたから。

【オースティンで好調だったのは?】多分、オースティン・サーキットは全員初めてで、ベースになるような去年のセットアップがなかったからじゃないですか。確かに去年に比べマシンは少し変わったけど、他の選手はヘレスでのセットアップは分かってたわけでしょ…それか、1つぐらいはベースがあって、そこから始められたわけで。僕らは違いますから。この手のコースも僕らは初めてだったし…セパンやオースティンとは100%違うんですよ。ヘレスはかなり短い方で、コーナーももっと『丸い』し、ルーキーにとっては難しいコースなんです。ただ、今年はレース前の金曜日は毎回こうなんだって頭に入れときます。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年03月29日 Motoblog.it記事より抜粋)



マルケス選手、去年のヴァレンシアテストから報道陣の注目の的だったようで、こんなツイートが出てましたねぇ。

《2012年ヴァレンシアにて、興味深い光景。このライダーを追うにはかなり速くならねばならない。》


いや〜〜つい10数年前には、こんなんだったのに…
あら、話は違いますけど…弟さんの方は少し面変わりしたんですねぇ。


走れ!マルケス!!クリックPrego

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