SuperSport

アンドレア・アントネッリ逝去:スーパースポーツ・モスクワ戦

今週末、モスクワで開催されていたスーパースポーツ世界選手権のレース2で大事故が発生し、それ以降のプログラムが全て中止となりました。
まず、事故が発生した際の映像がこちらです。



そして、詳しい事故の経緯がこちらです。

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★7月21日モスクワ・レースウェイで開催されていたスーパースポーツ世界選手権レース2序盤の直線コースで、アンドレア・アントネッリ(Team Goeleven Kawasaki)が転倒し、後続していたロレンツォ・ザネッティ(Honda PATA)のマシンに轢かれた。

★スーパーバイク選手権レース1終盤より降り始めた大雨のため、事故が発生した際も水しぶきにより視界は最悪の状態だった。

★当初、アントネッリ選手を最寄りの病院へヘリコプター搬送する意向であったが、そのままメディカル・センターで処置が続けられている。

(Source:2013年07月21日Infullgear記事より抜粋)

上の映像でも分かる通り水しぶきにより視界は最悪で、各ニュースとも後続していたザネッティ選手は避けようがなかっただろうと報じておりました。
もちろん、同レースおよびスーパーバイクのレース2も中止となり、アントネッリ選手の容態に関する新たな情報が待たれる中…
最悪のニュースが報じられる事となってしまいました。

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★13時40分(イタリア時間)
アンドレア・アントネッリ(25才)が重度の頭部外傷によりメディカル・センターへと搬送された。近隣の病院へ移送させるためのヘリコプターは既に待機しているものの、いまだサーキット内に留まっている。

★13時50分
アンドレア・アントネッリ死去。事故後、メディカル・センターへ搬送された際には既に心不全を起こしており、蘇生措置が施されていた。

★14時15分
ミニモト時代からの知り合いであるダヴィデ・ジュリアーノ選手がコメント。
「今は安全面における話などする気にはなれないだろうけど、偽善的な事も言いたくないんで。ライダーである前に僕らは人間であり、尊厳が必要なんです。僕もアンドレア(アントネッリ)も情け容赦のないスポーツを選びました。この価値があるかもしれない事のために、僕はアントネッリ選手のご家族に強い想いを寄せています。本当に絆の固いご家族で、息子の夢を叶えようと世界中を一緒に転戦していました。僕らはもっと敬意を払われるべきです。今、言ったようにライダーである前に人間なんですから。」

(Source:2013年07月21日Motoblog.it記事より抜粋)

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★モスクワで開催されていたスーパースポーツ世界選手権レース2の第1ラップで転倒したアンドレア・アントネッリは、後続して来たロレンツォ・ザネッティのマシンで首を負傷。

★事故後、アントネッリ選手に意識はなかった。

★医師によれば、ザネッティ選手のマシンのステップがアントネッリ選手のヘルメットに衝突し、それが致命傷となった模様。

★アイルトン・バドヴィーニのコメント。
「ここのアスファルトは特殊で、あまり排水されないからグリップはかなりあるんですよ。モスクワの冬は極寒だからアスファルトに水が浸透してしまったら割れてしまうでしょ。」

(Source:2013年07月21日Omnicorse.it記事より抜粋)


亡くなられたアンドレア・アントネッリ選手に心からのご冥福をお祈りいたします。




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