MotoGP

ダッリーニャ『新ドゥカティ機に実力があることは、いつから分かっていた?』2015 カタールGP


『ダッリーニャ:ダブル表彰台はチームプレイの賜物』

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★カタール決勝戦で、ドゥカティファクトリーのドヴィツィオーゾ&イアンノーネ選手が新マシンを駆って、みごと2位と3位を獲得した。

★同マシンの製作にあたり陣頭指揮を取ったジジ・ダッリーニャ氏(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)のコメント。

【GP15機の生みの親として、まるで我が子が初試験に合格したような心境?】
「本当に大きな感動で…これを可能にしてくれた人々すべてに想いが行きますね…作業を指揮してきたのは私だが、これはチームプレイですからね。走行距離がわずかなマシンの戦闘力が、もうこんなに高いなんて…本当に素晴らしい。」

【優勝は期待してなかった?】
「ゴールする最後の1mまで可能でしたね。レース中盤以降は、何か特別なことができそうな手応えを感じてました。」

【エンジニアと言えば科学的な人間だが…感動してるの?】
「まず第一には人間ですからね(笑)。社で行なわれた全ての作業のことを考え…それで感動してしまってね。今回のリザルトの背後には、どれほどの犠牲があったかを知ってますからね。」

【2009年以来、カタール戦と言えばドゥカティにとってはタブーだったが(同年のストーナー元選手の優勝が最後だったから)、今回のダブル表彰台で期待も膨らんだ?】
「可能性は全てあります…まだGP15機について把握していないし、今回のレースももっと時間があればもっと上手く運べたでしょう。トップ陣と競り合う機会は増えるものと期待してます。」

【レース後、日本のライバル陣と顔を合わせた?】
「皆さん、スポーツマンシップに則った方々で…お祝いを言ってくれましたよ。苦々しく思うか、驚いている可能性も想像できますが。優勝と言う目標はより近くなったが、まだ達成はできていませんからね。このまま地に足をつけていかねば。」

【GP15機にこう言う実力があることは、いつ頃から分かっていた?】
「2月末にセパンで初めてテストした時には、何かしら良いものがあると。カタールで2回目にテストした時には、今回のようなポテンシャルがありましたね…ただし、レース・シミュレーションは一度もしたことがなかったんでね。」

【GP15機はダッリーニャ氏の傑作だと思っている?】
「もちろん、良い出来ではあるが…最高かどうかは分かりませんね。幸い、この作業では実によく感動してきたんで、良い思い出にはなりますね。」

【何が秘訣だった?】
「謙虚に過去を分析し、古いプロジェクトにある良い部分を大切にしたことですね。ゼロから始めようとして全てを棒に振るようなミスは犯さなかった。そう言うことは良くあるでしょ。」

【GP15機がまだ走ったことのないサーキットでのレースは問題になりそう?】
「調整すべき点はまだあるんですよ…例えば、ブレーキングとか。ただ、このベースでならほとんどのサーキットで上手くやれると思ってます。」

【ドヴィツィオーゾ&イアンノーネ選手について、どう思う?】
「2人とも頭脳的なレースをしていたし、絶好調のヴァレンティーノ(ロッシ)と実に良い戦いをしてましたね。2人に称賛の言葉を伝えたいですよ。」

【お祝いは?】
「まず、今回の喜びは家族と分かち合いたいですね…TVの前で一緒になってきりきりしていましたから。それから、レース部門で一緒に作業してきた一人一人を抱きしめたいです。」

(2015年03月31日『Gpone』記事参照)


ちなみに、レース後のドゥカティでのお祝いは、こんな感じだったようですぞ!

《ロザイルでのダブル表彰台を祝して!!!!》



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