『ロッシ:ホンダやドゥカティに引き離されている』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が5月4日(金)、ヘレス戦FP2で9位だった。
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が、本日のロッシ選手について次のように評している。
《もっと違う結果になることを期待していたのに、まずは顔面を一撃されるような手応えが帰ってきた…つまり、ヤマハ機はまたヘレスで苦戦しているのだ。ただし、昨年に比べたら多少はましだが。
ヴァレンティーノ・ロッシは相変わらず、うろたえず、『まだ金曜日だから』と何度も繰り返していた。ただ、もっとましな状況を期待していたことは明らかである。》
★ロッシ選手のコメント。
「厳しい1日でした。FP2が特に厳しかったですね。午前FP1はそれほど悪くなかったんですよ。マシンやタイヤの感じも良かったし。ところが、午後になって気温が上がったら苦戦してしまって。
マシンの荷重バランスは確実に改善できるでしょう。今日のセッティングは満足じゃなかったんで。他の選手と比べるとペースが遅いんですよ。かなり厳しい週末になりそうだけど、まだ金曜日だしね。頑張らないと。
アスファルトは去年よりも格段に良くなってますよ。陥没も減ったし、グリップも出てる。まぁ、相変わらず滑りやすいトラックであることに変わりはないんで、大変なことは大変だけど。
明日は、タイヤの働きをもっと上げられるよう、マシンの荷重バランスに手を入れていくつもりです。何周か走っただけで、加速でかなりロスするしてしまうんですよ。」
【冷水を浴びせられたような心境?】
「ここの特性からすると、うちにとって難しいトラックだろうと覚悟はしてたんで。こう言うコンディションは苦戦するんですよ。去年よりも戦闘力を上げられると良いんですけどね。」
【ヘレスでテストをしていた他のメーカーが既に仕上がっていることを思えば、ヤマハには改善の余地がさらにあるかも?】
「そうですね。もしかしたら、うちの方が余計に改善の余地があるのかもしれない。実際のところ、作業は山積みなんですよ。」
【昨日、ロッシ選手は『ヤマハ機のレベルを推し量るのに重要なレースになる』と言っていたが…】
「マシンは去年より良くなってるが、加速面での作業が山積みなんです。ホンダやドゥカティのマシンも伸びてきてますからね。昨シーズン中盤以降から既に良くなってたのに、ホンダ機なんか今年もさらに成長してるじゃないですか。どんなタイヤでも速いでしょ。ソフト、ミディアム、ハード…どれを履いても、3人(マルケス、ペドロサ、クラッチロー)とも速いし。
うちも頑張って、彼らを阻止できるようにならないと。」
【今回から、同サーキットの正式名称が『Circuito de Jerez-Ángel Nieto』となったが…】
「格別ですね。僕的にスペインGPと言えば、『カッテドラーレ(大聖堂)』こと、ここヘレスなんですよ。ちょっとイタリアのムジェッロに匹敵するかな。まさにここにニエトの名が冠せられたなんて素晴らしいですよ。」
(2018年05月04日『Moto.it』記事参照)
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今さらですが「ECUの共通化(ヤマハにとっては退化)」は予想以上のハンディとなっている状況ですね。
ハードウェアと基本ソフトウェアが 共通であるという要素においては「公平」と言えるのでしょうがそれを操るノウハウは「エンジニア」に帰属し その獲得合戦が勝敗を分けている状況に感じられ総合的に「公平」と言えるのか?疑問になってきました。
しばらくはヤマハ受難時代が続くのかもしれません。