『マルク・マルケス感涙:抑えが効かなかった…』
★4月18日(日)、ポルトガルGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が7位だった。
★マルケス選手のコメント。
【ゴール後、ピットボックスに戻った途端、泣いていたが…】
「普段、僕は感情を表に出さないようにしてるんですが、今回は抑えが効きませんでした。ピットボックスに戻った時、メカニックのみんなや長い付き合いの人達の前で『もう、いいや』って思って…。
これまでのキャリアの中で今回の週末は特別で、スポーツ選手としてだけではなく、自分の日々の生活のことを思っても、大きな一歩となりました。
泣いてしまったのは痛みのせいではなく、気持ちの方がね…自分は2輪レーサーなんだって、また感じられたものだから。もう、感情が爆発してしまって…目標を果たすことができたんですから。周囲の人々のおかげでもあるし、僕に手を貸してくれた皆さんのおかげです。
ずっと厳しかったから、気持ちが解放されて…。以前の状態に戻るための、これが最初の一歩になってくれたら良いんですが。」
WHAT. AN. EFFORT. 👏👏👏@marcmarquez93 never leaves anything on track. #MarcIsBack pic.twitter.com/BsRMnlVbgf
— Repsol Honda Team (@HRC_MotoGP) April 18, 2021
【昨日は『完走できないかも』と心配していたが…】
「そうなんですよね。でも、そうなるかもしれないとは、それほど思ってませんでした。多分、どこから抜かれても良いって思えたことが重要だったのだと思います。これが僕の真の順位なんかじゃないって思えたことがね。
今回のレースで自分が主役ではないんだってことを受け入れたからこそ、完走できたのだと思います。」
【レースでは、どの辺が一番難しかった?】
「第1ラップですね。居心地が悪かったんですよ…ペースも悪かったし、マシンのコントロールもいまいちだったし。どんどん抜かれながらも焦らないようにして、密な戦いに巻き込まれないようにしてました。
その後、好ペースが刻めるようになり、もっとプッシュしてみたんですが、途中から身体の方が音を上げてしまって。ラスト5〜6周はただマシンにしがみついてただけで、操縦なんてしてませんでした。
こんなリザルトが取れるなんて驚きましたよ。首位とのギャップ(13.208秒差)にも驚いてるし…。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ドーハGP決勝戦を左右した5つの鍵は?って話は、note『2021ドーハGPまとめ』でどうぞ!
Welcome Back !
チャンピオンであるがために、チャンピオンになるために、マルクがGPのパドックで生きていくために選択した処世術が感情を表に出さない事なんでしょうが、私は泣いてるマルクは好きです。
その素直な感情をライバルにもリスペクトとして表してくれたら、私個人としては唯一無二のチャンピオンライダーだと思う。
マルクも人の子でしたね。感動しました!
それにしてもマルクの復帰戦である今回のレース期間中、アルベルト・プーチの姿を見なかったような気がするのですが…
勝ち癖付けちゃえばこっちのもんよ!頑張れファビオ!
リハビリにはハードルが高すぎるコース。
下りのハードブレーキや右への切り返しがキツそうだったね。よくコースアウトしなかった。
メンタルも高次元でコントロール出来ていたと思う。
状況を考えると100点満点。ヘレスでは表彰台を期待!
才能だけではなく努力してたから出る涙だよな
俺のおる職場もそんな気分になれる職場…では無いな(笑)
マルクも人の子だったことが分かり嬉しいです。
個人的には好きなライダーとは言いませんが、これまでの道のりがいかに苦しかったかが分かります。
おかえりなさい!
本当に良かったね。
ミルとやり合ってるのを見て、あのメンタルのままレースはヤバイと心配していたけど、切り替えられて何より。
手が辛い状態でホンダのマシンに、このコースなんて難易度高すぎ。
好物そうなこのコース、来年マルケス、鬱憤晴らして爆走しそう。
プレシーズンテスト含め、これまで2021年型に全く乗っておらず、
周りは既に今季を2戦分消化している。
すぐにでも自分に合わせたセットアップに取りかかるべきところ、
初日をブラドルのベースセッティングで通したのは
昨季自分の代役を果たしてくれた彼へのリスペクトだろう。
ほぼぶっつけ本番で臨んだ中、予選では2列目に並び、
決勝でシングルフィニッシュを果たしただけでも素晴らしいリザルト。
まだ体力的に100%ではないのは明らかなのだから…
元々好きなライダーですが、あのシーンは好感度上がります。
泣いたのもびっくりしたけど、
「自分が主役ではないんだってことを受け入れた」
これって結構な心境の変化だとおもいますね。
以前のマルケスでは絶対考えなかったんじゃないかな。
体力と筋力が戻ってきて、神経系の再発がなければ、
さらに怖い存在になりそう。
いや、前も十分怖い存在でしたけどね。