MotoGP

マルク・マルケス『河内には新しいアイデアがある…リンスらに違うことを試していた』2023 セパンテスト

『マルケス:河内には新しいアイデアがある…リンスらに違うことを試していた』

★2月10〜12日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われている。

★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)は同テスト初日が12位、2日目が13位で、現在、総合順位は18位に就いている。

★テスト2日目終了後、マルケス選手は順調とは言えないものの迷いはなく、何台もの異なるマシンでの作業を黙々と進めている。
2日目は2023年版マシン3台の選別に集中していた。雨で予定通りに作業が進まなかったため、明日の最終日は残り作業と、リズム面の確認を行う。
なお、マルケス選手によれば、「僕は改善していけるが、ホンダ機の方はもっと改善する必要がある。現時点ではトップ5内に入れるようにはなってない」とのこと。

★マルケス選手が新テクニカルディレクターのケン・カワウチ氏について、次のように話した。

【テクニカルディレクターがケン・カワウチ氏に替わったが…】
「少しづつ変化が出ているようで…でも、ガラッと変わったと言うほどではないです。
今、2022年に除外されたマテリアルの再テストをしている最中なんですよ。まったく機能しないと言うことは確認済みなんですが、新テクニカルディレクターが自分の目で確認したいと言うことなんで、そのテスト走行引き受けました。」

【カワウチ氏は、タケオ・ヨコヤマ氏の後任だが…】
「タケオには感謝してます。日本に行った時、挨拶してきました…その時はまだ公表はされてなかったんだけど、異動の空気は漂ってたんで。
大企業の場合、どうにもできない事と言うのは起きてしまうもので…常に上に誰かがいて、僕らに関することを決めていくわけですからね。僕は僕の任務に集中していきますよ。
ケンには新しいアイデアがありますしね…何年も同じマシンを扱っていると、問題を解決できずに右往左往してしまうこともあるじゃないですか。
ケンは違うアプローチをしてきますから。例えば、今日、ミールとリンスが使っていたセッティングなんかは、僕が試したことのないもので…ケンは、あの2人のことを良く知ってますからね(※3名ともスズキからホンダに移籍した)。
とにかく、リアのグリップを改善しなければならないんですよ。多分、マシンを上手く走らせることができれば、改善できるんじゃないんですか。
僕もライディングスタイルを変える必要があるなら、変えますよ。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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