MotoGP

ストーナー断言『心理戦をやる選手は己の弱点をさらすようなもの』

『ストーナー:心理戦をやる選手は己の弱点をさらすようなもの』

ケーシー・ストーナー(2007年にドゥカティ機で、2011年にホンダ機でモトGP総合優勝)が『TNT Sports』のインタビューで、選手同士のライバル関係について語った。

【選手の中には純粋なスピード勝負だけでなく、心理戦も駆使するタイプもいるが…】
「選手の間には、凄まじいライバル関係があって…はた目には、なかなか分からないものだけど、とにかく、あるんですよ!
家でレース観戦しているファンの皆さんが、詳しいことを知りたい気持ちは分かるけど…でも、表沙汰にはならないんですよね。
(心理戦を)好む選手はいますよ…『心理戦って言うのは、こうやってやるもんなんだ』って思ってね。
でも、心理戦を仕掛けた結果…それを間違った方法でやった結果、どうなるか知ってますか?
相手をさらに強くしてしまうだけなんですよ。」

【現役時代、貴方も他の選手らから心理戦を仕掛けられていたようだが…】
「そう言う時は、相手のやる全てから学んでいくんです。なぜそんなことをするのか等々…そうすると、相手の弱点がけっこう見えてくるんです。
いつ相手が何かの埋め合わせをしようとするのか…いつ威圧しようとしてくるのか…分かるようになるんですよ。
そうした諸々から学んでいくと、もう脅しになんか乗らないってぐらい強くなっていくんです。
もしライバルとレースをしていても、友達同士だとそれほど強くはならないんですよ…内側から攻撃されるようなことはないですからね。
ライバルに敬意を払えば、むこうだって常識外れなことはしてこないじゃないですか。」

【タイトル争いをしている場合でも…?】
「タイトル争いで、きちんと勝負している選手をもう一方が抹殺するところを、本当に見たいと思います?
実力でタイトルを勝ち取る姿を見るのと、どちらが良いですか?
現在の選手らはきちんと配慮し合っているようですよね…それは、それなりのものを賭けて格闘しているって分かってるからでしょ。
いつ何時、こっちを排除しようとするかもしれない敵を作るなんて…そんなリスクを犯すことはないでしょ。」

(参照サイト:『Gpone』)

バニャイアとマルティンの違いは何か?…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. きよむす より:

    最終戦でマルティンが墓穴を掘ったやつだ。

  2. 9191 より:

    確かにマルケスが心理戦をしかけたという話は聞きません。

  3. Formula750 より:

    某OoO選手についてはアンチサイドでゴシップ記事を含めて面白く見ていましたね対OOOOや〇OOとか…
    それを打ち破る姿も面白い物です。
    観戦スタイルは人それぞれになりますよね。

  4. garage87 より:

    ま、マシア

    れ、レオパード

  5. TM より:

    プロスポーツは、ルール違反以外は何でもありさ。
    手にするアイテムも全部含めてその選手の実力。

  6. twin-max より:

    あれは心理戦にもならなかったですね~ww

  7. ok! より:

    2008年は負けたけど2011年は負けなかったということでいいのかな?

  8. fuji より:

    >確かにマルケスが心理戦をしかけたという話は聞きません。
    レース中の執拗なウザからみは心理戦じゃないのかな。
    相手がキレて蹴っ飛ばされてたけど。

  9. ダイどん より:

    ある人がマルケスとロッシの比較で「マルケスはライバルを必要としないが、ロッシは必要とする」と書いてた
    2015年の衝突はそれが原因だったと
    マルケスがレース中や予選で絡んでくるのは単純に前のヤツを抜きたい、速いタイムを出したいからで、彼の頭の中で考えてることは凄くシンプルなんだと思う
    ある意味シンプル過ぎて、時にナチュラルボーンな狂人に見えるのかもしれない
    普通は色々と考えて躊躇したりするからね
    それに対しロッシは正に狡猾と言うか、策略を練るタイプで、ドクターと言うニックネームもそんな姿から来ているように思う
    そんな似て非なる二人だからこそ、こうやれば引くだろうと考えたロッシと、それが全く理解できなかったマルケスがぶつかってしまった

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