Screenshot『マルティン:契約なんて意味ない…大手メーカーは選手を弄んでるんだから』
★6月5〜7日、ハンガリーGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー、28才)が予選8位、スプリント6位、決勝は転倒リタイア。総合2位(−20ポイント)。
★先日、マルティン選手がポッドキャスト『Gypsy Tale』で、次のように話した。
【2023年に向けても、ドゥカティファクトリー加入のチャンスがあったそうで…】
「ドゥカティファクトリーに対して、僕はずっと『自分こそ相応しい選手だ』って証明したかったんですよ…今もそう思ってますけどね。
まぁ、あの時も言ったけど…『ドゥカティファクトリーに望まれてないなら、この才能は他のチームのために使うよ』って…『才能は消えてなくなりはしないし、他メーカー機に乗ることだってできるだろう』ってね。
とは言え、そこに辿り着くまではキツかったですよ…とにかく、常に(タイトル獲得まで)あと一歩って状態だったから。」
【2023年は、結局、エネア・バスティアニーニがファクトリー昇格し…】
「実は2022年シーズン中、既にドゥカティファクトリーと2023年の契約を交わしてたんです…ところが、ある時、『ファクトリー移籍の話はなしだ。君じゃなく、他の選手にしようと思う』って言われて…。
それで、こっちもプラマックと契約更改して…プラマックには満足してたんで、状況を受け入れることにしたんです。マシンも最新機だったんで、まぁ、結局、大差ないわけだしね。
2023年は(バニャイアと)タイトル争いをして…終盤はけっこう良い線まで行ってたんで、(ドゥカティファクトリーは)僕のことを欲しがってたみたいだけど、既に他の選手と契約済みだったってわけ。
大手メーカーにとって、契約書なんて意味はない…僕ら選手のことを弄んでるですよ。」
【と言うと…?】
「モトGPは確かにスポーツだけど…このスポーツには『結果を求める大企業』がいくつも関係してるでしょ。
彼らはオートバイや車、レッドブルのドリンクなんかを売りたいわけで…多分、勝つために必要なことは何だってやるんじゃないんですか。
もしこっちが『イマイチな選手』なら…『イマイチな選手』だって思われてしまったなら、もう価値はないんですよ。
父からはいつも『お前の真の実力は最終戦で決まるんだ』って言われてたし、僕もそう思ってきたんですけどねぇ。」
【そして、2025年のファクトリー昇格のチャンスは、マルク・マルケスに阻まれてしまい…】
「まぁ、それが出来るのはマルクだけだったでしょう。あの時のことを思い出すと、カルロス・サインツがハミルトンにシートを奪われた時みたいだなぁ〜って思いますよ。
サインツは『7回タイトル獲得のチャンピオンドライバー相手じゃ、どうにもできないだろう』って言ってたけど…僕の場合も似たようなもんでしょ。
マルクには発言力があって、乗りたいマシンがあれば手に入れるだろうし…こっちは完全にお手上げでしたよ。
当時の僕は総合首位で、後続を40ポイント引き離してたんだけど…僕にどうにかできるのは、そう言うことだけでね。タイトル争いをしてるって言うのに、(2024年6月の)ムジェッロ戦では『わかった、もうお終い…来年はアプリリアに行くよ。今シーズンは全力で頑張るぞ!』って決心して…まぁ、おかげでタイトルは取れましたけどね。
と言うわけで、ドゥカティには感謝してます…おかげで、去就について悩む必要がなくなったんだから。その後もあれこれ悩み続けてたら、最高レベルの走りはできなかったかもしれないんでね。」
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)





今にして思うとドゥカティファクトリーはライダーの人間性もある意味審査していたんじゃないかと?
契約を軽視しているのはファクトリーかマルティンか?