『ブラドル:ロレンソはどこから始めていいか分からない』
★ステファン・ブラドルが2020年に向け、ホンダHRCとモトGPテストライダー契約を更改した。
★タケオ・ヨコヤマ氏(横山健男、ホンダHRCテクニカルディレクター)は現在のホンダRC213V機がマルク・マルケスに合わせて作られているため、その他のホンダライダー(ロレンソ、クラッチロー)に乗りやすくなるよう作業中だと認めている。
★ブラドルテストライダーは独『ServusTV』のスポーツトーク番組に出演した際、ホルヘ・ロレンソについて次のように話した。
「(ロレンソの)リザルトは心配ですよね。アラゴンGPの際、近くで様子を観察してみたんです…金曜に彼のテクニカルミーティングに参加してね。
ちょっと気の毒な感じでしたね…負け戦をしていると言った感じで、あのマシンでもって、どこから始めて良いのか分からずにいるようでした。
しかも、チームメイトはあのマルク・マルケスで…メンタルがやられてしまうでしょ。
そこにアッセンでの負傷も加わって…いまやこの悪循環から抜け出すのは至難の技でしょうね。」
【マルケス快進撃にはブラドルテストライダーの貢献もあるのでは…】
「まぁ、確かに多少はあるでしょうね。一緒にマシンを開発してきたわけだから。ただ、どれだけ貢献できたのかは、マルクとチームにしか判断できないでしょう。」
MOTOGP – Stefan Bradl, confermato tester della Honda HRC, non la manda a dire: "Jorge Lorenzo non sa da dove cominciare, Marc Marquez lo logora mentalmente" #MotoGP #JorgeLorenzo #HondaHRChttps://t.co/b1O1MuybX9
— Corsedimoto (@corsedimoto) October 8, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
ロレンソ選手が離脱に向けてホンダと駆け引きしてるのでは?って話は有料閲覧『note』で!!
スペンサーとガードナー時代の歪なマシンから、一気にまともになったローソン時代のような全面作り変えが無いと無理でしょ。
あの時は開発が抱いたマシンに対する違和感が、ローソンの主張と合致したから上手くいったんだけどね。
今は複数のライダーの違和感を、たった一人が成功してるからといって方針転換できないという異常な事態。
いや、マルケスが上手くこなしてしまうから、何が悪いのかわからなくなってるというのが正解か?
一応、他のライダーとマルケスのフィードバックは似通っているという話はあるんで、
弱点がどこなのかは明確なんだと思いますよ。
そして多分それは今季のエンジンによるもので、
規制によってエンジンは開発できないから対応に苦慮しているのでは?
マルケスは今年のエンジンによるメリットとデメリットについて話をしていたと思いますし、
マルケス以外のライダースキルではそのメリットを活かせないというのが現状なのでしょう。
なんとか乗りこなすことと、フィードバックが出ないことは同意ではないはずです。多分ですけど。
マルケス以外のライダースキル
ロレンソ、カル、ナカガミ
元王者、3メーカーを渡り歩いたベテラン、本社とコミニュケーションが取れる日本人
充分多種多様でこれ以上、どんな人材が必要なのでしょうか?単純に言えばペドロサが抜けたのが大きな要因とも見えるけどねぇ
その点で見ればマルケスしか勝てないRCになってる状態でブラドルは評価されるのもどうか?
怪我前にロレンソがシーズン中に日本にまで出向いたぐらいだからHONDAも取組む姿勢はあるんですよね
>規制によってエンジンは開発できないから対応に苦慮しているのでは?
今のところマルケスさんのフィードバックのうち「どれだけパワーを改善出来るか」のところ
しか受け取って無いような気が‥‥。
開催グランプリ(開催国)が増えるともっと忙しくなるから細かい事については後で考えようっていうのもどこまで通用するかな。
チームとマルケスさんが耐えられなくなったら(もしくは移籍されちゃったら)方向性を疑い始めると思う。
ホンダさんも万が一を考えて無いワケ無いと思いますけど。
ブラドルさんにはどういう風に役に立ってるか(言い方だとそもそも役に立っているかどうかも)解らないなんて事も不思議な気がします。
余談ですけど鈴鹿ですれ違った時目が合っただけなのにニコって軽く会釈してくれたブラドルさん、ファンを大切にする方なんだなぁって思いました。
いや、去年の時点でドゥカティのトップスピードは飛び抜けてましたから、
今年に向けてその点を重点的に対策してきたのは間違いないはずです。
で、結果として扱いにくいエンジンができてしまいました。
マルケス的には「速くは走れるけど、ちょっと大変かな。もう少し扱いやすいほうがいいけど、パワーが上がったから今年はドゥカティと戦えそうだよ。」と。
そしてオフシーズンテストは怪我がちで他のライダーは明確なフィードバックを出せませんでした。
それで出来上がったマシンは他のホンダライダーからしたら、
「こんな扱いにくいエンジンでは速く走れないよ。」になるわけですよ。
これは単純にスキルの差によるものです。というのもマルケスですらこのマシンの扱いに手を焼いていることは本人も語ってますから。
しかも、シーズン中はエンジンは変更できないわけです。
だから、来シーズンに向けての課題は「エンジンパワーを維持しながら、扱いやすさを向上させる」ということなのは明確なところなので、
ホンダは別にマルケス専用機を作りたいわけではなくて、ドゥカティに対抗しようとしたら乗りにくいマシンができてしまって、結果として扱えるのがマルケスしかいなかったということですね。
いわば、2018年を普通のザクとするならば、2019はシャア専用ザクではなくて、高機動型ザクに当たるのではないでしょうか。
あくまで作りたいのは高性能量産機であって、専用機ではないはずです。
まあ、様々な記事を読んでの憶測に過ぎませんけど。
マルケスがいる限りは無理でしょうね
しかもチャンピオンだし・・・
昔HONDAはガードナー用とローソン用に仕様違いを出していたと読んだ事が有りますけど、その年はガードナーが怪我でタイトル争いから脱落していたとも書いてありましたからね~
マルケス以外は2018マシンでいいんじゃないか.
乗りこなせる人がいる以上先鋭化していくでしょ.SBKじゃないんだし.
ただこのあいだのハイサイドみてるとこの辺りがリミットなのかもね.
右手以上にエンジンが立ち上がってる感じ.弱電制も相まって.
ホンダはアグレッシブなエンジン特性を改善する為 等間隔爆発を不当間爆発へ
クランクの回転方向を逆回転に変更して
去年の時点でホンダは信頼性を優先し
エンジンパワーが低下し最高速が低下
ドカに苦戦しますがマルケスはブレーキングで対抗。
以後ホンダは最高速改善の為 エアボックスの拡大、吸気経路の最適化の為 フレームに大幅な変更を行ったのが経緯。
そして今年、最高速が改善したマルケスは去年より容易になってます。
マルケスも年頭不可解な転倒があり、以後ライディングスタイルを修正し現在の結果につながっていると思われます?
ホンダやドカのV4のマシンは物理的に基本向きが変わり難いがマシンの状態は安定傾向にありトラクションは得やすくブレーキングも優位な傾向です。
マルケスやストーナー等のライダーはマシンの状態に合わせてアンダーとオーバーステアをリアタイヤのスライドをコントロールしトラクションをのかかるタイミングを微調整を行いフロントタイヤの接地圧も確保しながらマシンの最適な状態を作り出すことが出来ます?
ですが他のライダーはそれが出来ませんから苦戦してます・・・
私の認識によれば
たぶん原因はフレームの方だと思われます?
補足です。
原因はフレームと思われますが?
あくまでマルケス以外のライダーに限定した話になります。
そもそもエアインテークの改良による位置の変更が良くないのか、新しい設計のフレームに対してカーボンをどのように配置するかの決め手が無い(データ不足)のかでこれからの命運が別れそう。
って事?
違う?
だいぶ違う?
うーん難しすぎる。
(ただでさえ低い)仮想ロール軸と,パワーアップで前下寄りになった(であろう)エンジン重心の位置関係から過渡特性が狭くなったんじゃないかな.
前下に重りがあると安定から一気にズリ,みたいな.
同じV4でもドカーティはまだ背高だからまだロール軸と重心を合わせやすい
えー。もっと難しいー!
‥‥と思いきや分かりやすかったです。
特にロレンソさんのファンでは無いのですけどなんとかなるのかなんともならないのか気をもんでしまいました。