MotoGP

メランドリ『昔のプライベートチームは大変だった…』

『メランドリ:昔のプライベートチームは大変だった…』

★2020年のモトGPシーズンはプライベートチームの選手の活躍が目立ち、その存在の重要性が注目されている。

★昨今のプライベートチームは最新ファクトリー機が提供されることが多く、選手もメーカーとの直接契約が増えてきている。

マルコ・メランドリ(2002年250cc総合優勝、2005年モトGP総合2位)が先日、自身のプライベートチーム時代の思い出を語った。

【モトGP昇格をした2003年当時は、電制システムによって大きな違いが生じ、また、エンジン開発も凍結されていなかったが…】
「当時はプライベート機が優勝するなんてこともありはしたけど、まぁ、滅多にないって感じでしたね。僕は2006年に、グレジーニチームで3勝したんですが…あれは驚くべきリザルトでしたね。それ以降、プライベートチームがモトGPクラスで優勝するなんて、10年間なかったぐらいなんだから。」

【2007年にモトGPクラスのエンジンが800ccになった際も、大変だったそうで…】
「あの年、ホンダの作ったマシンがスピード面でけっこう酷くって…とにかく遅かったんですよ。
ファクトリーチームの方は毎回レースの度になにかしら改善されてるんだけど、うちらプライベートの方はずっとそのままで、シーズン中盤になってやっと少しだけ改善されたぐらいでしたねぇ。」

【タイヤの問題などもあったとか…】
「2005年ドニントン戦の時のが、一番明白でしたね。
レーススタート直前、マシンに乗ろうとしてたら、ミシュランの技術スタッフがやって来て、こっちが使おうと思ってたのと違うタイヤを勧めてきたんですよ。『そのタイヤだと柔らかすぎて完走できないかもしれない』って言ってね。
でも、結局、第2コーナーで転倒してしまって。(勧められた)タイヤは固すぎて、熱が入らなかったんですよ。
表彰台に上がってたのは全員、僕が使おうと思ってたタイヤを履いてた選手らだったんですよねぇ。」


(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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  1. ミラノマルコ より:

    ミシュランが多勢のなか、先んじてブリジストン履いてた時に勝ってたんじゃなかったっけ❓もともとメランドリーのコンパクトで、重心の上に綺麗に乗って前後輪が均等にスライドする乗り方カッチョ良くって好きでしたが、そん時にタイヤの重要性を感じたもんです。

  2. GG より:

    マルコ、ヴィン・ディーゼルに激似。

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