『バニャイア:もしマルティンがミディアムを履いていたら…』
★10月21日(土)、オーストラリアGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、決勝2位だった。なお、予選は3位だった。
★レースの大半で4位をキープし、一瞬、5位まで落ちたものの最終ラップに向けて着実に追い上げていった。
★同リザルトにより総合首位を固持し、2位マルティン選手を27ポイント引き離した。
★バニャイア選手のコメント。
【作戦が功を奏した?】
「こう言うパフォーマンスができればと、ずっと頑張ってたんですよね。今回はミディアムのユーズドタイヤでの作業をみっちりやりました。
今回は、どのリアタイヤにするか…そして、いかに上手く温存するかで差をつけられるような週末なんですよ。予選2へダイレクト進出できず、ちょっとバタバタしてしまいましたけどね。
でも、結局、1列目スタートができ、レースは2位で総合首位ですから。」
【宿敵マルティン選手があれだけ引き離して首位に立っていたのに、焦らなかったの?】
「もしマルティンがミディアムにしてたら、けっこう心配になったでしょうね。でも、ソフトだったから、『よほど注意して走らない限り、大変だろう』と思ってました。
7〜8秒引き離されるか、ソフトで20周超えたら苦戦し始めるか…。」
【決勝が土曜日になったせいで、マルティン選手はタイヤ選択でミスをしてしまったと思う?】
「今日、スプリントをやっていたら…皆、リアソフトで苦戦して、決勝でソフトにしたら大変だって思っただろうけど…まぁ、難しいですよね。
唯一、感じるのは…FP2/予選/決勝を同じ日にやると、へとへとになるってことぐらいですね。身体の方は平気だけど、メンタルが疲労困憊してしまうんですよ。」
【速いのはマルティン選手だけど、貴方の方が完成度が高い…?】
「それって…去年のシーズン序盤に、ファビオ(クアルタラロー)との比較で僕が言った言葉ですよね…『速いのは僕だけど、ファビオの方が強い』って。
ホルヘ(マルティン)は最速/最強でしょう…戦い方が違いますけどね。
一騎打ちってほとんどないでしょ…ザクセンリンクでは2レースとも、ホルヘが勝っていたけど。
現時点でどちらが強かを判断するのは難しいと思います。
ここ3GPを見る限り、インドは僕の方が速かったけど、その後の2GPは違ってたし…でも、トラック自体、僕向きではなかったんですよね。
僕向きなのは、今後のトラックだろうから…どうなるでしょうねぇ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バニャイア2位で満足は…強がっているのか?って話は、note『2023 日本GPまとめ』でどうぞ!
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>一騎打ちってほとんどないでしょ…
去年も今年もそうなんだよね。一騎打ちが見たい。