サバドーリ『ドライからレインに替えようと思ったけどドライにして、結局、レインに替えて9位になれた！』

『サヴァドーリ：ドライからレインに替えようと思ったけどドライにして、結局、レインに替えて9位になれた！』

★5月9〜11日、フランスGPが行われ、モトGPクラスのロレンツォ・サヴァドーリ（アプリリアファクトリー、テストライダー）が予選21位、スプリント18位、決勝9位だった。現在、総合21位（−163ポイント）。

★今シーズンはカタール以外すべてのＧＰで、ホルヘ・マルティン代役を務めている。

★決勝後、サヴァドーリテストライダーが次のように話した。

【決勝9位となり…】
「良いレースだったけど長かったですね…タイヤがすっかりタレてしまって。それがなければ、もうちょっと前でゴールできたかもしれません。でも、なかなか興味深いことが分かりましたけどね。
アプリリアやレース部門には感謝してます…マシン成長のため、皆で懸命に努力していて、こうしてトップ9入りできたんですから。大満足ですよ。」

【今回の決勝は、かなり複雑なレースだったようで…】
「スタートなんかカオスでしたね。僕はスリックタイヤで始めたんですが、雨が降ってきたら真っすぐ立っていられなくなったんで…レインタイヤに換えようと、ピットボックスに戻りました。
でも、レッドフラッグ中に雨脚が弱くなったんで、やっぱりドライタイヤにしたんですが…何周か走ったら、ドライのまま走り続けてる選手はあまりいなくって…ピットボックスから連絡が来た瞬間、どしゃぶりになったんですよ。
（レインタイヤに履き替えてからは）リズムが良くなり、オーバーテイクに成功し…ところが、タイヤ損耗が酷くって。あれは原因を突き止めないとなりません。
ピットボードのおかげで助かりました…ああ言う状況で集中しまくってると、周囲の情報が取れなくなってしまうものだから。
トップ10入りした時は本当に嬉しかったですよ…とにかく、終盤のタイヤ損耗が残念ですけどね。あと、マシン交換の時にちょっとタイムロスしたこともね…僕がウィングに引っかかってしまったんですよ。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）