Screenshot『小椋藍は決して選択を間違えない』
★4月11日、スペインの敏腕記者オリオル・プッチダモンが『Motorsport.com』で、『独占スクープ:ヤマハがマルティンのチームメイトとして、オグラと契約』と報じた。
★4月14日、イタリアのアレッシオ・ピアナ記者が次のように書いた。
《アメリカズGP決勝でのアイ・オグラは表彰台を目前に、技術トラブルでリタイアとなってしまった。
日本へ帰国してからは毎日のように筑波、茂木、桶川、日光サーキットを巡り、トレーニングに励んでいる。
トレーニングでは『Honda CBR』機シリーズを使用しているが、2027年にはヤマハファクトリーからデビューするようだ。
モトGP契約交渉の話題としては、なかなか衝撃的だったが…ただ、オグラはこれまで選択ミスをしたことがない。
オグラと言うのは不条理を抱えていても、周囲を納得させてしまうような選手なのだ。
モト2時代は『Arai』のアンバサダーでありながら、ライバル社『MT Helmets』が支援するチームから参戦してタイトルを取った。
今は日本人でありながらアメリカチーム『Trackhouse』に所属し、先のアメリカズGPでは星条旗カラーリングで参戦していた。
こうなると、ホンダ育成プログラム出身ながら、今後2年間、ヤマハファクトリーからモトGP参戦するなど驚くことでもないのだろう。
昨今の自由市場において、いまさら『裏切り』なんてものは存在しない。
日本のメーカー間においても、かなり前から『神聖同盟』なんてものは存在せず…実際、1980年代から前例がいくつかあるのだ。
例えば、ノリフミ・アベだ。
アベは1994年の鈴鹿戦にホンダ『BLUE FOX』チームからワイルドカードでデビューし、その直後、ヤマハに引き抜かれている。
そして、その10年後にはさらに衝撃的な事件が起きた…2003年ヴァレンシアGP中、ヤマハの秘蔵っ子とされていたシンヤ・ナカノがカワサキへの移籍を決めたのだ。
アイ・オグラはホンダ陣営で育成され、2024年まで資金援助も受けていたが…来年はヤマハファクトリーからモトGP参戦する予定だ。
これまでのキャリアを見る限り、オグラの選択には1つの共通点がある…決して選択を間違えないと言うことだ。
モト2時代は『Honda Team Asia』を離脱し、選り取り見取りだったにも関わらず、『MT Helmets』チームを選び…タイトルを獲得した。
そして、ホンダからモトGPオファーを3度も受けながら断り続け、最終的にアプリリアプライベーターを選んだのだ。
みずから選ぶ強さと、こうした時期のヤマハに入ろうと言う気質を持つ選手など多くはないだろう…しかし、それがアイ・オグラのスタイルなのだ。》
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





